先日の G1CLIMAX Special USA大会で
DRAGON LEE選手とIWGP Jr選手権試合を戦った
高橋ヒロム選手が試合後に首の負傷をして入院してます。
ちょっと心配ですね。
公式からの発表では、
「座って話しもできる状態で精密検査の結果待ち」
ということです。(2018/7/10現在)
こういう事故が起きると必ず出てくるのが、
という意見です。
・・・気持ちは分かるけどそれは違うよね。(^_^;)
プロレスラーは超人
オカダ・カズチカ選手の言葉です。
本当に”超人”かといえば、もちろんそれは違います。
どっちかといえばジェロニモとかクリリンかな?
元ネタは分かる人だけわかってください。
地球人最強のふたりです。
とにかく努力で超人に近づいた人間が”プロレスラー”です。
当然、”元・人間”なわけですからケガもします。
当たり前っちゃ当たり前ですね。
それでもプロレスラーは超人なんですよ。
100kg前後の人間がアレだけのスピードで動き回って
2m近い高さから飛んだり跳ねたりする。
充分に超人的ですよね。
格闘技に”安全”は無い
逆に聞きたいですが、
”安全な格闘技”なんてあるんですかね?
それってすでに”格闘技”とは言えないと私は思います。
プロレスと格闘技で説明したとおり、
そもそも格闘技とは”殺人術”ですから、
最初から”安全”なわけがない。
武器格闘なら得物(えもの)を安全に作れば、
ある程度は安全にできます。
スポーツチャンバラなんかそうですが、
それでも殴られれば痛いしケガもします。
それが徒手空拳(としゅくうけん)の格闘技では、
さらに危険になります。
いま武器格闘のほうが危険だと思ったでしょ?
実は逆です。
制御が効かない素手の戦い
これは”攻める側”の話ではありません。
本当に制御が効かないのは”受ける側”だったりします。
この意味が分かる人はかなり目の肥えたファンですよ。
考えてみれば格闘技をやる人は大体が”負けず嫌い”です。
私ももちろんそうですが、
これが当たり前の感覚でした。
実は中学生の頃、プロレスごっこで絞め技が入って、
「はいギブアップしておしまい」のはずが、
なんと10分以上も意地張ってガマンして力技で振りほどき、
ドヤ顔しましたからね。(苦笑
周りの目が冷ややかだったのを今でも思い出します。
話がズレましたが、そんな負けず嫌いな格闘家ですから、
当然、痛くても我慢しちゃいます。
その我慢の度合いをレフェリー(審判)が見抜けないと大事故になりますね。
実はレフェリーストップというのは、
自分で制御が効かなくなった選手の
セーフティネットみたいなものなんです。
これが武器格闘の場合、明確に当たり判定があるので、
我慢とかいう感情が入り込むスキマがないんです。
だから、素手よりはるかに”安全”ということになります。
まとめ
毎度、まとまらないのが私の”まとめ”なんですが、
今回起きた高橋ヒロム選手のケガなんですが、
とりあえず”外野が騒ぐな”ということです。
彼らプロレスラーはケガをすることは承知の上です。
もちろんケガをしたくてやってるわけではありません。
相手もケガをさせたいわけではありません。
しかし、格闘家はガマンのギリギリを狙ってしまうので、
時として限界の先に踏み込んでしまい事故が起きることもある。
そんだけです。
前から何度もいってますが、デスマッチの方がよっぽど危険です。
よく死人がでないなって思ってます。
技の危険度に文句を付けるならまずはそっちじゃないの?
これが私の意見です。
今は精密検査の結果が悪くならないことを祈りつつ、
高橋ヒロム劇場復活を待ちましょうよ。
G1 CLIMAX 2018の開催時期だから、
ジュニア選手は休憩のタイミングだし、
ちょうど良かったんじゃないかな?と考えましょう。
それでは!
【I AM THE BEST!】
-TickingTimeBomb-#njdominion #njbosj #TickingTimeBomb#もっともっともっともっともっともっともっと pic.twitter.com/Zu00rsAEXO— 髙橋ヒロム Hiromu Takahashi (@TIMEBOMB1105) 2018年6月10日