Warning: Use of undefined constant ddsg_language - assumed 'ddsg_language' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/michitsugu85/michi-pro.com/public_html/wp-content/plugins/sitemap-generator/sitemap-generator.php on line 45
プロレスをみれば人生のすべては解決する! – ページ 2

【レッスルキングダム13・2夜開け会見】KUSHIDA 退団!飯塚高史 引退!飯伏幸太 無期限欠場!【新日本プロレス】


・KUSHIDA選手1月末で退団し海外へ
・飯塚高史選手2・24引退興行
・飯伏幸太選手の欠場、復帰時期未定

この3つが発表されましたね。
ウワサになってるケニー・オメガ選手とTHE ELETEの今後については公式発表はありませんでした。
ちょっと期待してたAEWとの提携も発表なかったです。
(※話題になっている東京スポーツさんの記事も憶測の域を出ていません。)

KUSHIDA選手1月末退団!海外挑戦へ!

まずはKUSHIDA選手です。
8年間、新日本ジュニアを支えてくれてありがとう。
個人的にファイトスタイルは好きになれなかったけど、感謝してます。

「ジュニアで東京ドームのメインを取りたい」

このジュニアヘビー級ファンの念願を果たすことは出来ませんでしたが、それでも低迷期の新日本プロレスの中で、さらに下降線だったジュニアを必死で支えてくれました。

海外人気が元々高いKUSHIDA選手ですから、すぐにでも朗報が飛び込んでくるんじゃないか?そんな気がしています。
気になるのは一体どこの団体に行くのかな?ってところです。

ウワサどおりNXTなのか?新日本プロレスからのつながりでROHか?もしかしたら新団体AEWに加入したりしてね。
いやぁどんな道を進むのか本当に楽しみです。

それにしても会見での涙はもらい泣きしちゃいましたよね。
棚橋弘至選手はあそこで登場するのずるいっすよ。(苦笑)

それを受けてかどうかわかりませんけど、KUSHIDA選手のちょっと控えめな直訴が気になりましたね。

「先輩の中で唯一、肌を合わせていないのは棚橋さんだけになります。」

・・・もうわかりますよね?
これは壮行試合で棚橋弘至選手と闘いたい!そういうアピールですよ?
ねぇ?新日本プロレスさん?菅林会長?メイ社長?わかりますよね?
期待しますよ!!

飯塚高史選手2・21引退興行決定!

これは本当に突然過ぎてびっくりしました。
昨年、負傷欠場があってようやく復帰、イッテンゴ ニューイヤーダッシュ後楽園ホール大会でも変わらず大暴れをしていたかと思っていたのにこの発表です。

鈴木軍のボス 鈴木みのる選手も言葉少なにTwitterへコメントしていました。

52歳には見えない見事な身体を維持していましたが、やはり体力の衰えとケガが原因になったのかな?と想像しています。

引退後、どのような道を進むのか気になりますが、個人的には新日本プロレス道場に残って後進の育成に入ってほしいと思っています。
カラダ作りもテクニックも高いレベルなので、そのまま消えさせるのは、さすがにもったい無いよなって思います。

知り合いからの情報では、まだ1年契約が残っているそうで、その間は道場で指導にあたるようでちょっと安心しています。

プロレスラーのセカンドキャリア(引退後の仕事)は全然整備されてません。
好きで入った世界ですから、一生関わっていきたいと思う選手が多いと思うんで、飲食系や整体みたいなものしかないってのはちょっとなぁと思っています。

特殊な職業なので、そういう入口から出口までの流れをそろそろちゃんと整備するのが子どもたちに「夢」を与えることにもつながるんじゃないかな?と勝手に思っています。

話がそれましたが、この引退興行、どんな試合になるんでしょうね?
鈴木軍の”怨念坊主”飯塚高史のままで終わるのか?
一瞬だけ人間に戻って(笑)飯塚孝之としてキャリアを終わるのか?
ちょっと楽しみではあります。

飯伏幸太選手 脳震盪で長期欠場が決定

イッテンヨン レッスルキングダム13 でウィル・オスプレイ選手とNEVER無差別級のベルトを賭けて超人的な闘いを見せてくれた 飯伏幸太選手ですが、試合後に立ち上がることができずに首を固定して担架で運ばれファンを心配させました。

翌日には公式発表で脳震盪によるもので大事に至っていないということが分かりファンを”一時的に”安心させました。
一部ファンは「脳震盪でよかった」とSNSを上でコメントしていましたが、そんなに楽観視できないのがこの”脳震盪”というものです。

【脳震盪(のうしんとう)】
頭部に衝撃を受けた直後に発症する一過性および可逆性の意識や記憶の喪失を伴う症状で、一時的な機能停止あるいは一部が損傷や微少出血を受ける病態。

脳震盪を一度起こすと2度目のリスクが2 – 5.8倍上昇し繰り返すほど症状は重くなる。また、症状が残っている状態で(競技に復帰し)再度衝撃を受けた場合、セカンドインパクト症候群を発症し致死的な状態に陥ったり深刻な後遺障害が残ることがある
(出典:ウィキペディア)

これまでは、この”セカンドインパクト”の存在を知らなかった為に後遺症に悩まされ早期引退やもっと深刻な状態に陥った選手が多くいました。

なので、今回の飯伏幸太選手も楽観視(らっかんし)は決して出来ないものだと思ったほうが良いです。

「復帰時期未定」

この言葉がどれほど重いのか、今一度考えてみてください。
もちろん完治して戻ってくることを願います。
また、あの華麗なファイトがみたいですもんね。

その他の発表

・ファンタスティカマニアの全カード発表
・THE NEW BEGINNING in SAPPORO札幌きたえーる2連戦全カード発表
・THE NEW BEGINNING in OSAKA 全カード発表

などが行われました。
詳しくは新日本プロレス公式サイトをご覧ください。
また、会見の模様は新日本プロレスワールドで無料公開中ですのでそちらをご覧んください。
みんなでくっしーの涙にもらい泣きしよう!

あ、参考までに東京スポーツさんの”トバシ記事”はこちらです。
ケニー・オメガ選手の発言に新日本プロレスを離れるというニュアンスはありません。

むしろ”チャンスがあれば棚橋に再挑戦したい”と言っています。

「”今は”新日本プロレスにいない方がいい、次の作戦を考える」ということは、どっちかと言えば「継続参戦希望」と捉えるのが筋じゃないかと私は思います。

東スポさんちょっと曲解しすぎじゃないですか?

ケニー「新日プロ離脱」を決意 新天地はAEWかWWEか
https://www.tokyo-sports.co.jp/prores/mens_prores/1239094/

【新日本プロレス】1・5 速報 ニューイヤーダッシュ後楽園ホール大会【観戦記】

前日のイッテンヨン レッスルキングダム13の熱が冷める間もなく始まる新日本プロレス恒例の後楽園ホール大会 NEW YEAR DASH!! です。

今回の目玉は「NEVER無差別級6人タッグ選手権”です。
レッスルキングダム13の第0試合で挑戦者、
”タグチジャパン”こと田口隆祐&真壁刀義&矢野通 組(敬称略)
となっています。

挑戦を受ける王者組は
”BULLET CLUB OG”タマ・トンガ&タンガ・ロア&石森太二 組(敬称略)
石森太二選手はレッスルキングダム13でIWGP Jr王者になっていますので勢いに乗っているところでしょうね。

”なにかが起きるイッテンゴ 後楽園ホール”

さて、今年はどんなことが起きるのか?期待したいですね。
会場に行けない方は新日本プロレスワールドで配信をしていますので、この機会に入会をおすすめします。
月額999円で新日本プロレスの試合が楽しめるなら安いもんですよ。
https://njpwworld.com/

第1試合 鈴木軍 vs ROPPONGI 3K

オープニングマッチは機能の東京ドームで怒りMAXの”K.E.S”ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJrに飯塚高史を加えた鈴木軍とこちらもIWGPジュニアタッグを取りそこなってモヤモヤが晴れない”ROPPONGI 3K フルメンバー”とも言えるSHO&YOH&ロッキー・ロメロ 監督の対戦です。(敬称略)

これはちょっとミスマッチ過ぎない?だって、スーパーヘビー級の鈴木軍とジュニアのROPPONGI 3Kですからね(^_^;)

なんか試合にならない感じしかしません。
まぁイッテンゴ 後楽園ホール大会は”勝敗よりもサプライズ”の大会なので、これでもいいのかもしれませんね。

なんだかよくわからないこのマッチングは鈴木軍の奇襲からスタート、もう終始圧倒する鈴木軍です。
スピードでかく乱するにも限界ってのがありますからね。

ところが試合はYOH選手が機転を利かせて、飯塚高史選手を一瞬で丸め込み勝利をもぎ取りました。
・・・まぁ、その程度の試合でしたね。

試合後になんのサプライズもないまま怒り心頭のK.E.Sが大暴れして終幕です。
うーん、K.E.Sはホントいいように使われてる感じしかしませんね。
こんないいチームを腐らせてるとか、ちょっと今の新日本プロレスの扱いには疑問しかありません。

【試合結果】
”鈴木軍”ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr&飯塚高史×
VS(エビ固め)
”ROPPONGI 3K”SHO&YOH◯&ロッキー・ロメロ

第2試合 THE ELETE vs G.B.H

さてこちらもちょっと不甲斐ない負け方をして、ハングマン・ペイジ選手とマーティ・スカル選手の不評を買ってしまった ”THE TOKYO PIMPS”高橋裕二郎と”CROWN JEWEL”チェーズ・オーエンズのBULLET CLUB ”ELETE”vs”みんなのこけし”本間朋晃&”マウイの闘将”トーア・ヘナーレ組(敬称略)の対戦です。

ELETE側はもう安定感抜群のチームなので試合は安心感ありますね。
一方のG.B.H側は病み上がりの本間朋晃選手と荒削りながらG.B.H入りを熱望しているトーア・ヘナーレ選手です。

この試合はトーア・ヘナーレ選手のG.B.H入りを測るための試合なのかな?
そんな風に見ていました。

序盤、小こけしをやらせないチェーズ・オーエンズ選手の上手さと”お約束”の小こけしを外す本間朋晃選手の対照的な構図(笑)
※直後にちゃんと決めました。

高橋裕二郎選手のフィッシャーマン・バスターで本間朋晃選手がやられるかとヒヤヒヤさせる展開のあと、変わったトーア・ヘナーレ選手が持ち前のパワーを使った攻めを見せますが、そこはタッグチームとしての経験の差もあり、チェーズ・オーエンズ選手が巧みな攻めから本間朋晃選手を連携で分断。

余裕のパッケージ・ドライバーでチェーズ・オーエンズ選手が勝利をもぎ取りました。

【試合結果】
”G.B.H”本間朋晃&トーア・ヘナーレ×
VS(パッケージドライバー→片エビ固め)
”THE ELETE”高橋裕二郎&チェーズ・オーエンズ◯&Peter

第3試合 ジュース&フィンレーvsBEST FRIENDS

IWGP USヘビーのベルトをめぐる試合になりました。

レッスルキングダム13で”THE AMERICAN NIGHTMARE”Cody選手からベルトを奪い返した”Flamboyant”ジュース・ロビンソンと第0試合で大活躍した”ケルティックプリンス”  デビット・フィンレー組

それに挑むのは昨年末からちょっと不穏な空気が流れている”BEST FRIENDS”バレッタ&チャッキーT組です。

バレッタ選手はレッスルキングダム13でジュース・ロビンソン選手に次期挑戦を直訴しているので、モチベーションMAXで挑んでいると思いますが、チャッキーT選手は特になにもありません的な感じかもしれません。

ジュース・ロビンソン選手&デビット・フィンレー選手はノッている感じがそのまま試合にでていて活き活きと動き回っていましたが、やはりBEST FRIENDS側はちょっと不穏です。

それでもタッグチームとして負けられないですもんね。
良い連携で攻め立てます。

中盤のジュース・ロビンソン選手とバレッタ選手の対戦はまずまずいい感じではありましたが、やっぱパルプフリクションが出るとちょっと会場に失笑がながれちゃいますね(^_^;)

しかも最後はナゾの暴走をしたチャッキーT選手のイス攻撃による反則裁定で終わりというまったく意味不明な試合展開でした。

なんなのかな?
ホントにチャッキーT選手は情緒不安定なのかしらね?
なにかしら不満があるんだと思うけど言葉にしてほしい感じがします。

【試合結果】
”BEST FRIENDS”バレッタ&チャッキーT×
VS(反則)
” Flamboyant”ジュース・ロビンソン◯&”ケルテックプリンス”デビッド・フィンレー 

第4試合 新日本本隊 vs CHAOS

私がイチオシしてる”スープレックスモンスター”ジェフ・コブ選手が石森太二選手にベルトを奪われた”タイムスプリッター”KUSHIDA選手、そして”第3世代”永田裕志選手の本隊

ベルトを失った”STONE PIT BULL”石井智宏選手と飯伏幸太選手と高度な試合の結果NEVER無差別級のベルトを奪った”ARIAL ASSASSIN”ウィル・オスプレイ選手、そしてもっとガツガツしてほしいと願っている”混沌の荒武者”後藤洋央紀選手のCHAOS軍の闘いです。

ここもあまりテーマのない試合ですね。

ウィル・オスプレイ選手のお披露目試合といった感じでしょうか。
個人的には後藤洋央紀選手がウィル・オスプレイ選手に挑戦表明ってのを期待しながら見てました。

序盤からKUSHIDA選手の捕まるシーンがめちゃめちゃ多い感じでした。
壮行試合じゃないよね?って感じです。

その脇で妙にヒートアップしていたのが 永田裕志選手と石井智宏選手でした。
ま、このふたりは沸点低いですからね(笑)
バチバチいける両者ですから噛み合った試合になりますわ。

ただ、このふたりの絡みがこのあと広がるのかな?ってちょっと疑問です。
あと解説席の”ゴン太式”コメントがちょっとうるさかった。(^_^;)

その後、ようやく出番はまわってきた ジェフ・コブ選手!熱望していた後藤洋央紀選手とのマッチアップはいい感じでしたね。
かさねがさね後藤洋央紀選手がベルトを持っていないのがホントに残念です!

前半捕まりっぱなしだったKUSHIDA選手が勢いよく出てきてウィル・オスプレイ選手と超スピーディな”ジュニアらしい”気持ちい流れを作りました。

両者ともとんでもない連携を見せたものの、最後が必殺のストームブレイカーを決めてCHAOS組が勝利しました。

試合後、永田裕志選手と石井智宏選手がやりあっていましたが、これホントになにかつながるやり合いなのかな?ちょっと疑問ですね。

あと、気になるのはウィル・オスプレイ選手とKUSHIDA選手の会話内容です。
KUSHIDA選手のNEVER無差別級挑戦があるのかな?
バックステージコメントが気になります。

【試合結果】
永田裕志&ジェフ・コブ&KUSHIDA×
VS(ストームブレイカー→片エビ固め)
後藤洋央紀&石井智宏&ウィル・オスプレイ◯

第5試合 NEVER6人タッグ選手権

・・・まぁNEVER6人のベルトなんてこんな扱いだよね。
納得いかないですよねぇ。
復帰戦があるといっても選手権試合がセミファイナルですらないとかありえんでしょ?新日本プロレスさんベルトの権威ってどうなんすかね?

ともあれレッスルキングダム13で挑戦権を掴んだ
”タグチジャパン”田口隆祐&”暴走キングコング”真壁刀義&”崇高なる大泥棒”矢野通 組が挑むのは、

「生まれ変わったんだ」という言葉を信じていいのかナゾですが、” Guerrillas of Destiny ”こと”BAD BOY GOOD GUY”タマ・トンガ&”シルバーバック”タンガ・ロアそして新IWGPジュニア王者”BONE SOLDIER”石森太二のBULLET CLUB OG組です。

確かにクリーンな闘いをするBULLET CLUB OG側とどこまでも信用していいのかわからない矢野通選手がどうなるの?って感じですよね。

矢野通選手が外したコーナーへ振るのをタマ・トンガ選手がためらうというナゾの行動が出たり、真壁刀義選手からタッチを受ける矢野通選手に会場が沸いたりと妙な空気感で試合が進みました。

そして、真壁刀義選手の勝ちパターンに入った瞬間!

花道から”THE ELETE”高橋裕二郎選手&チェーズ・オーエンズ選手が乱入!
パッケージドライバーを決めて、それをうけたタンガ・ロア選手がエイプシットで勝利を奪取!

そして、リング上でウルフポーズを求めるふたり・・・
それを受けるBULLET CLUB OG これで高橋裕二郎&チェーズ・オーエンズはELETEを離れOG入りという事になりそうです。

やはりウワサ通り、THE ELETEはアメリカで新団体旗揚げをするために新日本プロレスから一時離脱するんでしょうかね?

ともあれレッスルキングダム13ではすべて動いたベルトが唯一動かないという結果になりました。

【試合結果】
王者 タマ・トンガ&タンガ・ロア◯&石森太二
VS(エイプシット→片エビ固め)
挑戦者 田口隆祐&真壁刀義×&矢野通
※乱入劇からの勝利で王者組がベルト防衛

第6試合 鈴木軍 vs LOS INGOBERNABLES de JAPON

昨日は第0試合の扱いに怒り心頭の”世界一性格の悪い男”鈴木みのる選手と石井智宏選手からブリティッシュヘビーのベルトを奪った”サブミッションマスター”ザック・セイバー・ジュニア選手そして試合がなくて不満いっぱいの”世界一こずるい男”タイチ選手、負けたわけではないのにIWGPジュニアタッグのベルトを落とした”ならず者ルチャドール”エル・デスペラード選手と”ヒールマスター”金丸義信選手の鈴木軍

逆に欠場中の高橋ヒロム選手以外は全員がベルトホルダーになった超人気ユニットLOS INGOBERNABLES de JAPON組の対決です。

新IWGPインターコンチ王者 ”制御不能のカリスマ”内藤哲也選手をタイチ選手がイスで奇襲したところから試合が開始しました。

タイチ選手はこの中で唯一”蚊帳の外”だったのがよほど頭にきてたんでしょう。
執拗に内藤哲也選手を襲いに行きましたから、これはベルト挑戦をアピールするのかな?と感じてました。

となるとボスの鈴木みのる選手はコメントしてたように棚橋弘至選手のIWGPヘビーのベルト狙いかな?

前王者組は当然 ”漆黒のデスマスク”BUSHI&”THE DRAGON”鷹木信悟組をターゲットにするのはわかりますね。
私だってあんな3WAYでベルト移動とか納得できませんもの。

中盤まではもう一方的に鈴木軍ペースでした。
リングに誰もいない時間が多い多い(笑)

乱戦になるともう鈴木軍ペースです。
内藤哲也選手はもうタイチ選手の攻めでダメージがひどく、まるで精彩を欠いた動きのままペースを掴めず、ベルト殴打からのブラックメフィストで内藤哲也選手から直接3カウントを奪いました。

予想通り、試合後にIWGPインターコンチへ挑戦を表明しましたね。
タイチ選手は実力ありますから面白い試合になりそうです。

【試合結果】
”L・I・J”内藤哲也×&EVIL&SANADA&BUSHI&鷹木信悟
VS(ブラックメフィスト→体固め)
”鈴木軍”鈴木みのる&ザック・セイバー・ジュニア&タイチ◯&エル・デスペラード&金丸義信
※ベルト殴打からのブラックメフィストでタイチ選手の勝利)

第7試合 YOSHI-HASHI復帰戦

あの思い出したくもない欠場劇からの復帰戦です。
”ヘッドハンター”YOSHI-HASHI選手おかえり!

それにしても、あのケガがなければこの豪華トリオがもっと早くみれたんだなって思いますよね。

試合内容はYOSHI-HASHI選手は自分がどこまで出来るのか?を探りながらの動き、オカダ・カズチカ選手はジェイ・ホワイト選手へ敵意むき出しで突っかかり、そのジェイ・ホワイト選手は棚橋弘至選手へ挑戦を表明しているだけにそちらへしか視線が向いていないという感じでした。

いつも通りの扱いとはいえ、蚊帳の外になっているバッドラック・ファレ選手がちょっとかわいそうですね。

最後はYOSHI-HASHI選手に試合を任せ、熊殺しを決めたところまではよかったんですが、トドメのカルマを防がれ、必殺ブレードランナーを食らって終了でした。

この試合で気になったのは”棚橋弘至選手のヒザ”ですね。
昨日の激闘後なので、当然回復はしていないのは分かっていましたが、想像以上に悪そうです。

もう慢性化しちゃってるんだろうけど、そんなエースにもうベルトも団体の命運も任せちゃだめだと思うんだよね。
終わったとかそういう話ではなく、現実として今の新日本プロレストップのプロレスに対応しきれなくなってきているということ。

これ以上、無理をさせると選手生命が一気に短くなると思ってるんです。
新日本プロレスを浮上させた功労者だからこそ、輝いている間に第一線を退いてほしいかなと私は思います。

生涯現役もスゴいことですが、清く身を引き後進を育てるというのもスゴいことだと思ってます。
新日本プロレスもそろそろ「脱・棚橋弘至」を真剣に考えたほうがいいんじゃないかな?

【試合結果】
棚橋弘至&オカダ・カズチカ&YOSHI=HASHI×
VS(ブレードランナー→片エビ固め)
ジェイ・ホワイト◯&バットラックファレ&外道

全試合結果と総評

第1試合
ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr&飯塚高史×
VS(エビ固め)
SHO&YOH◯&ロッキー・ロメロ

第2試合
本間朋晃&トーア・ヘナーレ×
VS(パッケージドライバー→片エビ固め)
高橋裕二郎&チェーズ・オーエンズ◯&Peter

第3試合
バレッタ&チャッキーT×
VS(反則)
ジュース・ロビンソン◯&デビッド・フィンレー 

第4試合
永田裕志&ジェフ・コブ&KUSHIDA×
VS(ストームブレイカー→片エビ固め)
後藤洋央紀&石井智宏&ウィル・オスプレイ◯

第5試合 NEVER6人タッグ選手権試合
王者 タマ・トンガ&タンガ・ロア◯&石森太二
VS(エイプシット→片エビ固め)
挑戦者 田口隆祐&真壁刀義×&矢野通
※乱入劇からの勝利で王者組がベルト防衛
 試合後、高橋裕二郎とチェーズ・オーエンズがBCOGへ!!

第6試合
内藤哲也×&EVIL&SANADA&BUSHI&鷹木信悟
VS(ブラックメフィスト→体固め)
鈴木みのる&ザック・セイバー・ジュニア&タイチ◯&エル・デスペラード&金丸義信
※試合後にタイチ選手がIWGPインターコンチネンタルへ挑戦表明!!

第7試合
棚橋弘至&オカダ・カズチカ&YOSHI=HASHI×
VS(ブレードランナー→片エビ固め)
ジェイ・ホワイト◯&バットラックファレ&外道

【総評】
まずは前日のレッスルキングダム13で試合後に担架で運ばれて容態が心配された飯伏幸太選手の容態が発表されました。

(以下、新日本プロレス公式HPより引用)
”1月4日(金)に開催された『WRESTLE KINGDOM 13 in 東京ドーム』の第1試合NEVER無差別級選手権試合(飯伏幸太vsウィル・オスプレイ)において、飯伏幸太選手が脳震盪を起こし担架で運ばれましたが、幸い大事には至っておりません。

飯伏選手の負傷状況に関しては、あらためまして判明次第、ご報告させていただきます。

新日本プロレスリング株式会社 ”
(引用ここまで)

大事には至らなかったという話ですが、脳震盪は一度やるとクセになってしまうという事とそれが原因で引退した選手も多いことから、しっかりと完治させてから戻ってきてほしいなと思います。
続報がいい情報になることを心から願います。

大会自体はいつも通り、東京ドーム後のすこしゆるい感じでした。
”なにかが起きる”で起きたことは以下の通りです。

1.高橋裕二郎選手&チェーズ・オーエンズ選手のBCOG入り
2.タイチ選手が内藤哲也選手のIWGPインターコンチ挑戦表明
3.YOSHI-HASHI選手の復帰戦

あとは、チャッキーT選手が取るナゾ行動の理由は?とか永田裕志選手vs石井智宏選手が”抗争”にまで発展するのか?なんてものもありますね。
気になる点とすれば、相変わらず扱いが軽い、NEVER6人タッグのベルトとバットラックファレ選手、そしてなぜか不遇な扱いのK.E.Sでしょうか?

おそらく外人3名は「強すぎる」というのが理由じゃないかと思っています。
シングルでバットラックファレ選手を本気にさせれる選手がいないってのは、ちょっと情けないかなぁ

NEVER6人タッグはもうなんでしょね?お笑い用ですか?
専門チームがいないっていうのもあるんでしょうけど、だったらもう封印していいんじゃないかな?それでなくとも「ベルトが多すぎる」ってファンの間でも不評なんだからね。

ちょっと考えてくださいよ。メイ社長!!

さて、ついに2019年のプロレスが始まったなぁって感じがしますけど、今年は色々と外的なウワサが多く立ってますから、今後の動向がますます気になります。
それでは!

【レッスルキングダム13】速報1・4 プロレスファンの初詣2019【新日本プロレス】

2019年1月4日(木)東京ドーム レッスルキングダム13
これをみないとプロレスファンの新年は始まらない感じがします!
では、結果を速報でお伝えしますのでおたのしみに!!

第0試合 NEVER6人タッグ挑戦者決定戦

・・・これが第0試合かよって感じがします。
2018年まではニュージャパンランボーとして日本プロレス史に輝くレジェンドがサプライズで現れるということで人気がありました。

残念ながら今年は開催されなくなりましたが、そのかわりに翌日1月5日ニューイヤーダッシュ 後楽園ホール大会で行われる NEVER6人タッグ選手権 の挑戦者決定戦 ナンバーワン・コンテンダー・ガントレッドマッチ となりました。
長いな(^_^;)

出場チームは以下の通り(敬称略)
タグチジャパン?:田口隆祐&矢野通&真壁刀義 組
本隊:永田裕志&ジェフ・コブ&デビット・フィンレー 組
CHAOS:後藤洋央紀&バレッタ&チャッキーT 組
鈴木軍:鈴木みのる&ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr 組
BULLET CLUB【ELETE】:ハングマン・ペイジ&マーティー・スカル&高橋裕二郎 組

おぉ・・・マジで豪華すぎるだろこれ
何度も言いますけどこれが「第0試合」です。
選手層が厚すぎますわ

その第1試合は 本隊 vsBULLET CLUB【ELETE】です。
本隊はマイケル・エルガン選手のはずでしたが手術のために代打としてジェフ・コブ選手を入れてきました。

ジェフ・コブ選手は”スープレックス・モンスター”と言われるくらいにどんな体制からも反り投げ(スープレックス)を繰り出せる上にその場飛びムーンサルトプレスができる器用さとバネを持ったとんでもない選手です。

個人的に新日本プロレスにレギュラー参戦してほしいと熱望する選手のひとりですね。

ただこの第0試合、1番光ったのは デビット・フィンレー選手です。

これまでは同期の”SWITCH BLADE”ジェイ・ホワイト選手、”The Flamboyant”ジュース・ロビンソン選手に比べて体格で劣ることもあって2歩も3歩も、いや10歩くらいは遅れを取っていた感がありました。
私が見た感じでもなんだか現状に満足してて上昇志向が足りない感じがしてました。

しかし、2018年明らかに変わってきましたね。
上記の二人が揃ってIWGPのベルトを巻いたことも刺激になったようです。

そして、その勢いが出たかのように、ハングマン・ペイジ選手と高橋裕二郎選手の同士討ちのスキをついて丸め込みでフォールを奪いました!いやぁびっくりしましたがフォール後のハングマン・ペイジ選手の慌てた顔からもそこで決められるとは思っていなかった感じが伝わってきました。

さて、ガントレッドマッチなので、そのまま続いて2試合目です。

タグチジャパン? vs CHAOS ですが、ここはちょっとだけ不安材料がありました。
それは、昨年末のWORLD TAG LEAGE でベストフレンズことバレッタ選手とチャッキーT選手 の間に微妙な亀裂がはいっていたことです。

そして、良くも悪くも空気の読めない後藤洋央紀選手 となれば、不安しかありません。(笑)

途中まではいい感じの連携だったのですが、やはりベストフレンズの不協和音が出てしまい、そこをジェフ・コブ選手が分断!焦ったのかチャッキーT選手が不用意なムーンサルトプレスを失敗したところをまたもやデビット・フィンレー選手が丸め込みで勝利をさらっていきました!

おぉ!これはこのまま挑戦者決定もありえるのか?ついにデビット・フィンレー選手にもベルト戴冠のチャンスが来るのか?

しかしそこは3戦連続のきびしさです。
次戦はvs鈴木軍 さすがに優勝候補といわれるこのチーム相手には不利以外にはありませんでした。

もう”圧勝”の言葉しかでないくらい完膚なきまでに叩きのめされましたね。
K.E.Sのキラー・ボムの前になすすべなくデビット・フィンレー選手が打ち砕かれました。

そして最終戦 鈴木軍 vs タグチジャパン? の闘いです。

これタグチジャパンって言っていいのかね?(苦笑)

昨年、ジェイ・ホワイト選手の謀反から始まったCHAOS内紛の結果起きた 棚橋弘至選手とオカダ・カズチカ選手の合体、そこから本隊とCHAOSが一気に近寄ったからこその結成なわけです。

が、GBHからCHAOSが生まれた経緯を知っているファンからしたら 矢野通選手と真壁刀義選手が組むなんてことは信じられませんよね。 (笑)

しかし、現実に組んでいるわけです。

さて、これって本当にすんなり終わってくれるのかな?連携はどうなのかな?
そんな思いが詰まった試合です。
相手はあまりにも強大な鈴木軍、やはり試合は鈴木軍ペースですすんでいきます。

というか”Killer Elete Squad”ランス・アーチャー選手とデイビーボーイ・スミスJr選手が大暴れです。WORLD TAG LEAGE 敗退で相当フラストレーションが溜まっていたんでしょうね。

途中、矢野通選手が捕まってしまいましたが、その矢野通選手の粘りによって鈴木軍に戸惑いと焦りがでました。

その虚(?)をついた矢野徹選手の金的からの丸め込みで勝利!なんとタグチジャパン?のNEVER6人タッグ挑戦が決定しました! ・・・大丈夫なんかねこれは(笑)

【試合結果】
タグチジャパン?◯
VS(矢野通◯ 金的→横入り式片エビ固め デイビーボーイ・スミスJr×)
鈴木軍×
※タグチジャパン?が1・5後楽園ホールで現王者への挑戦権を奪取!

2019年シリーズ予告情報!

第1試合前にとんでもない発表がありました。
2019年の試合スケジュールでG1クライマックスの開幕戦がアメリカだっていうのも驚きでしたけど、2020年東京ドーム大会がなんと・・・

イッテンヨン&イッテンゴ
東京ドーム2連戦に決定!!

1試合の観客動員がこれ以上増やせないのなら開催数を増やせばいいじゃんというとんでもない単純思考です。(笑)
でも、うまるんだろうしカードもさらにバラエティに富んだものになりますよね。
だって今年ですらこんなに豪華にしても出場できない豪華な選手がいるわけですからね。

第1試合 NEVER無差別級選手権

さて、第0試合ももちろんですが、この対戦が第1試合かよ(笑
王者”ゴールデン☆スター”飯伏幸太 vs ”ARIAL ASSASSIN”ウィル・オスプレイですよ、これセミファイナル、いやトリプルメインでもいいカードです。

戦前から”ハイフライヤー対決”だという下馬評でしたけど、それに対してふたりとも「ハイフライヤーだけじゃない」という”求めるもの”と”表現したいもの”の間にちょっと溝があるような感じでした。

しかし、試合が始まってしまえば、その身体能力の異常な高さから自然とハイフライな技がでてきます。

序盤の定番ムーブすらもこの二人が行うと”ありえないような攻防”になっていきます。
三角跳びケブラーダをエプロンに駆け上がって蹴りで迎撃とかありえんでしょ(^_^;)

しかもハイフライだけではなく、ふたりとも”パワー”があるのがスゴイです。

よくよく見ると鏡を見てるように似た選手ですよね。
ハイフライヤーでありパワーもあってキックのセンスもある。
いや、ウィル・オスプレイ選手が飯伏幸太選手へより近づいてきたと言ったほうが良いのかな?

そして中盤からはふたりの”狂気”が現れます。
ウィル・オスプレイ選手の側道部へ飯伏幸太選手がヒザを突き刺せば、コーナーに逆さ吊りになった飯伏幸太選手にウィル・オスプレイ選手は顔面ウォッシュをくりだして鼻血を出させる。

狂気に走ったふたりはマジで怖いっす。

こっから一気にスピードがトップギアに入ります。

なにがどうなってんのかちょっと再放送で見ないとわかんないくらい目まぐるしい展開が続きますが、その中でウィル・オスプレイ選手が絶対に注意していた技があります。

”カミゴエ”

飯伏幸太選手の必殺技の怖さをしっているからこその徹底した警戒でした。
だからひとでなしドライバーもだるま式ジャーマン・スープレックスも喰らいましたが、一度もカミゴエをもらうことはありませんでした。

同じCHAOSの オカダ・カズチカ選手の闘い方に似ている感じがしましたね。

そして勝負どころの非常さも似ていました。

膝立ちの飯伏幸太選手の後ろからロープの反動まで使ったフルスイングのエルボーバット!これで飯伏幸太選手の意識が飛んだのか、絶対にもらってはいけない大技”ストームブレイカー”を食らってしまい、NEVER無差別級王座初防衛に失敗!転落することになりました。

試合後に担架で運ばれた飯伏幸太選手がちょっと心配ですね。

それでも、新王者ウィル・オスプレイ選手おめでとう!さぁこれでヘビー級転向するのか?それともNEVER王者vsIWGPジュニア王者の闘いが実現するのか?今後が楽しみになりましたね。

【試合結果】
王者”ゴールデン☆スター”飯伏幸太 ×
VS (ストームブレイカー→片エビ固め)
挑戦者”ARIAL ASSASSIN”ウィル・オスプレイ◯
※飯伏幸太選手が初防衛に失敗!ウィル・オスプレイ選手が第23代王者に!

第2試合 IWGPジュニアタッグ選手権

もう、何度もいってますけど選手権試合でこの3WAYマッチはホントに納得してませんからね。
でも、決まってしまったからにはどんな試合になるのか楽しみにしましょう。

王者”鈴木軍”エル・デスペラード&金丸義信組はおもしろくないですよね。
もちろんジュニアタッグリーグ優勝の”ROPPONGI 3K”SHO&YOH組も同じでしょう。

期待していたのに試合もなんだかなぁって感じであまり印象に残っていません。
こんな試合を認めていたらジュニアの地位はいつまでも上げられませんね。
残念です。

【試合結果】
鷹木信悟 ◯
VS(ラスト・オブ・ドラゴン→片エビ固め)
SHO ×
※LOS INGOBERNABLES de JAPON組が第58代王者へ!

第3試合 BRITISH ヘビー級選手権

”パワーとテクニック”
”剛と柔”
”無骨とスマート
いろんな言われ方をしている両雄 ”狂犬”石井智宏選手VS”サブミッションマスター”ザック・セイバー・ジュニア選手の闘いです。

ザック・セイバー・ジュニア選手はサブミッションばっかりのイメージがありますが、キックも得意だったりと打撃も強い選手です。

一方、石井智宏選手はパワーでゴツゴツ攻めていく選手だというイメージが強いですが、実は引き出しの多い器用な選手です。

この試合はお互いの良さを引き出すためにいかに隠したテクニックを使っていくかが焦点になるのかなと考えていました。

序盤は石井智宏選手の直線的な闘い方がアダになって、ザック・セイバー・ジュニア選手の関節地獄に翻弄されていました。

中盤からカナディアンデストロイヤー、サッカーボールキックと先に引き出しを開けてきたのはザック・セイバー・ジュニア選手でした。

それを石井智宏選手もパワーボムやスライディングラリアットで返していきますが、場当たり的な対応でしかなく流れを自分のもとへ引き戻すことが出来ないまま卍固めからの羽折固めでなんと!石井智宏選手からギブアップを奪い取りました。

【試合結果】
王者”STONE PIT BULL”石井智宏×
VS(変形羽折固め→ギブアップ)
挑戦者”サブミッションマスター”ザック・セイバー・ジュニア◯
※ザック・セイバー・ジュニア選手が新王者に!

第4試合 IWGPタッグ選手権

もう一回言います。

選手権試合を3WAYでやるんじゃないよ!

折角いいカードなのにもう3WAYってだけで魅力半減ですわ。
王者” GUERRILA OF DESTINY”タマ・トンガ&タンガ・ロア組
タッグリーグ王者”L・I・J”EVIL&SANADA組
前王者”YOUNG BUCKS”ニック・ジャクソン&マット・ジャクソン組
うーん・・・

リマッチ権を使ったと言えば「なるほど」と言えなくもないけど、選手権試合としての権威は一気にさがりましたね。
ジュニアと同じくタッグのベルトも軽視されているな、と感じてしまいますよ。

やっぱりヤング・バックスは上手いし強いし華がありますね。
G・O・Dはなんだかイメージチェンジを図ってきましたが、以前のような迫力は無くなった感じがします。
L・I・JはEVIL選手よりもSANADA選手の成長がとんでもない勢いです。

1番目立っていたし、フィニッシュもしっかりと持っていきました。

でも、やっぱりシングルでこそ光る二人じゃないかなぁと私は思います。
タッグチームとしては他の2組とみてもやっぱり見劣りします。
日本人タッグを絡ませたいのはわかるんですけど、個人的には納得できる感じはありませんよね。

今後、EVIL&SANADA組がこのままタッグチームとして成長していくのかどうかが焦点になりそうですね。

【試合結果】
”LOS INGOBERNABLES de JAPON”EVIL&SANADA ◯
VS(マジックキラー→ラウンディングボディプレス→体固め)
”YOUNG BUCKS”ニック・ジャクソン&マット・ジャクソン×
※EVIL&SANADA組が第82代王者に!

第5試合 IWGP USヘビー級選手権

皮肉にも2017年東京ドームと同じカードになりました。

あの時はスターCodyのかませ犬、しかし今は前王者として成長した姿でリマッチに挑みます。
応援してる私としてはぜひとも勝ってほしい!

しかし、Cody選手の実力はもうだれもが認めるところです。
クソカッコイイうえに強くて上手い!非の打ち所がない選手です。
あぁ・・・どっちにも勝ってほしい(笑)

試合序盤は相変わらずのCody選手のペースですね。
要所要所でブランディさんを介入させて流れを引き戻します。
ジュース・ロビンソン選手はなかなかペースをつかめません。

中盤ではジュース・ロビンソン選手のセンスの良さからか、掟破りの逆クロスローズを決め強引にペースを持ってこようとしましたが、ならばとCody選手はディザスターキックからの体制は崩れましたが、こちらも掟破りのパルプフリクションでペースを引き戻します。
この辺りも上手いところですね。

そして、アメリカンプロレスといえば”ナックル”(反則だけどねw)と言われるくらいにメジャーな技の応酬も良かったですね。
いわゆるテキサスナックルと言われる独特の打ち方をお互いに繰り出し、それに打ち勝ったジュース・ロビンソン選手が最後はパルプフリクション2連発で完膚なきまでにCody選手を下して新王者に返り咲きました。

【試合結果】
王者”AmericanNightmare”CodyRhodes×
VS(パルプフリクション2連発→体固め)
挑戦者” The Flamboyant”ジュース・ロビンソン◯
※ジュース・ロビンソン選手が第5代王者へ返り咲き!

第6試合 IWGP Jrヘビー級選手権

ジュニアが認められるまであと少しかな。
スペシャルシングルの前ってのがジュニアファンとしては残念です。


今回の東京ドームでは前王者高橋ヒロム選手が負傷によるベルト返上からのKUSHIDA選手戴冠になっているわけですが、本来なら”TIME BOMB”高橋ヒロムvs”BONE SOLDER”石森太二だったんだろうなって思うとちょっと残念な感じもします。

それでも「困ったときにはKUSHIDA頼み」という絶大な信頼感があるんだろうなと、これまで新日本プロレスジュニアを曲がりなりにも支えてきた選手へのリスペクトも感じちゃいますね。

それにしても石森太二選手は身長は低いけどその弾丸のようなスピードとジュニアらしからぬパワーはすごいですね。
さすがはNOAHのジュニアトップに君臨していただけあります。

そのパワーとスピードを”受け切る”KUSHIDA選手の老獪さとタフネスもまた素晴らしいものがあります。石森太二選手がYes Lockで決まらないとみるやサイファーウタキを繰り出したのにそれを食らって脚を掴んだまま返し技に持っていくとはちょっと考えられないっすよ。

そんなKUSHIDA選手の勝機は乱戦からのバック・トゥ・ザ・フューチャーが決まったときでした。
しかし、とどめの2発目をパワーで抑え込んだ石森太二選手が苦し紛れにロープにとんだKUSHIDA選手のあせりを読んだようなダブルニーアタックからのブラディクロスで石森太二選手が新王者になりました。

【試合結果】
王者”タイムスプリッター”KUSHIDA×
VS(ブラディクロス→片エビ固め)
挑戦者”BONE SOLDER”石森太二◯
※KUSHIDA選手が初防衛に失敗!石森太二選手が第83代王者に!

第7試合 スペシャルシングルマッチ

2018年たくさんの伏線をばらまきながらこの東京ドームへと収束していったふたりの因縁が決着します。
いや、これが始まりなのかもしれないね。

NEW ERA(新時代の幕開け)が今年の東京ドームのメインテーマなのかな

まず沸いたのは”RAIN MAKER”オカダ・カズチカ選手がショートスパッツに戻っていたのがわかった瞬間だったかもしれない、まさかと思うけど、前日の大プロレス祭りで棚橋弘至選手がエールを贈ったからってわけじゃないよね?。(笑)

方やジェイ・ホワイト選手はこれまでの”黒”のイメージカラーを”白”にチェンジしてきましたが、変にベビー色を出してほしくないなぁ。
だって、普通にカッコいいもんね。

これまで”なんちゃってヒール”ばかりだった新日本プロレスで生まれた、”真性ヒール”私生活は完全に「ナゾ」そして試合中もその意図が読み取れないくらいの悪役っぷりです。

団体の顔として”悪役エース”というのはありえませんけど、やっぱり”絶対エース”を光らせるための”絶対悪”は必要なんですよね。
ジェイ・ホワイト選手はその役割にうってつけです。

パワーもテクニックも雰囲気もセンスある。
こんな選手はこれまで新日本プロレスでは”革命戦士”長州力選手だけではないかと私は思っています。

そして、同時期に絶対エースを張れるだけの”ベビーフェイス”藤波辰爾選手がいたのと同じく、オカダ・カズチカ選手がいる。
ふたりの対決を育てたくなる団体の気持ちがめちゃくちゃわかります。

オカダ・カズチカ選手は万全でした。
どこにもスキはなかった。
外道選手の介入があったにはあったが試合を左右するほどのことではなかった。

つまりは”力負け”

オカダ・カズチカ選手は実力でジェイ・ホワイト選手に上に行かれたと言っても良い試合でした。

しかし、これで終わるわけがない。
いや、終わらせる訳にはいかない。
2019年はジェイ・ホワイトvsオカダ・カズチカがすべての中心になっていくだろうと予感させる試合でした。

しかし、レインメーカーをカウンターのブレードランナーで返すとか予想してなかっただろうな。

【試合結果】
”RAINMAKER”オカダ・カズチカ×
VS(ブレードランナー→片エビ固め)
”SWITCHBLADE”ジェイ・ホワイト◯
※レインメーカーをカウンターでノーモーション・スイッチブレイドに繋げたジェイ・ホワイト選手の勝利!

第8試合 IWGPインターコンチネンタル選手権

2018年はこの白いベルトの存在がほとんどありませんでした。
原因はただひとつ、現王者”THE ALPHA”クリス・ジェリコ選手の来日が極端に少なかったからです。
それは仕方ないことです。
YOUNG BUCKSがなかなか来日できないのと同じで世界的なスター選手ですからね。

それでも新日本プロレスのファンとして、日本のファンとして納得いきません。

その王者を前王者”制御不能なカリスマ”内藤哲也選手が奪還できるのか?それが唯一の焦点です。

以前に蝶野正洋さんが「ジェリコのいいようにさせちゃいけない!新日本プロレスが乗っ取られますよ!」なんて不穏なことをいってましたが、この試合で内藤哲也選手が負けてしまえばそれも現実味を持った話になってきますよね。

前日の調印式で”NO DQマッチ”(反則裁定なし)と決まって、余計に不穏な空気になってきましたが、この試合形式ってベテランのクリス・ジェリコ選手に部がある気がするんだよね。

スタートこそ奇襲で内藤哲也選手がペースをにぎりましたが、やっぱり場外にでるとクリス・ジェリコ選手の老獪さがでます。
竹刀でトペの迎撃、硬い机に垂直に突き刺すDDT(しかも海外放送席で海外のワールドファンにアピールw)など本当に上手いですわ。

さらには三角跳びドロップキックにライオンサルトを繰り出します。
それにしても、なんだか来日するたびに動きが良くなっていく気がするんだけど、なんなのこの人?

一方、内藤哲也選手は中盤までほぼ防戦一方です。
まぁこれはいつもの内藤哲也選手のペースだと言えなくもないんです。
そのタフネスとスタミナが武器の選手ですからね。

不用意なロープワークを見逃さずフライングフォアアームでペースを奪い、首への集中攻撃とディスティーノへの布石を打っていきます。

中盤、ウォールズ・オブ・ジェリコでじわじわと痛めつけられますが、リングに置き去りにされていた竹刀でなんとかエスケープ!NO DQマッチをここではじめて有利に使いました。

終盤に入るところで調子に乗った内藤哲也選手をコードブレイカーにとらえたクリス・ジェリコ選手がまたもや武器(竹刀・イス)を使った攻撃で畳み込みます。


こういう試合は棚橋弘至選手が嫌う試合なんだろうなって思います。

私もキライです。
だって無意味なダメージを選手に負わせますからね。
私がデスマッチを嫌う理由もこれです。

今回は NO DQマッチですから仕方ないすね。

最後はクリス・ジェリコ選手がベルトを持ち込んだものの、持ち込むまでに時間を掛けてしまったことで、内藤哲也選手が再生、飛びつき式のディスティーノからベルト殴打を挟んで正調のディスティーノで勝利しました。

ベルトさん・・・折角きれいにしてもらったのに大丈夫かな。(^_^;)

【試合結果】
王者”THE ALPHA”クリス・ジェリコ×
VS(ディスティーノ→片エビ固め)
挑戦者”制御不能なカリスマ”内藤哲也◯
※内藤哲也選手が第20代王者へ返り咲き!

第9試合 IWGPヘビー級選手権

”イデオロギー闘争”
そう言われているこの対決です。
昭和の新日本プロレスファンからするとですね。

「お前が言うな。」

そうなるかもしれません。

新日本プロレス伝統の”ストロングスタイル”を捨てて”アメリカンプロレス”へ歩み寄り、派手で見栄えとわかりやすさだけを追求したプロレスで新日本プロレスの人気を浮上させた棚橋弘至選手。

それを毛嫌いして離れたオールドファンは少なくありません。

アントニオ猪木から続く”最強”を追い求めるプロレスは”ジャパニーズ・プロレス・スタイル”として海外でも認知されていると言っても過言ではありません。

しかし、そのスタイルは格闘技ブームの中、素人格闘家にプロレスラーが負け続けることで「プロレス=最強」だというファンの想いを裏切る結果となり、プロレス衰退の原因になりました。

棚橋弘至選手はその苦境のなかで新日本プロレス伝統のストロングスタイルを捨て、よりエンターテインメント色を強く打ち出すことで沈没寸前の新日本プロレスを救いました。
それは他団体の浮上をも手助けしたのは事実です。

その結果、「素人でもわかりやすく」「派手でアクロバティック」で「ストーリーが楽しめる」プロレスが増えていきました。
これが悪いとは言いませんが、今の新日本プロレスがストロングスタイルか?と聞かれれば、私は迷いなく「NO」と答えます。

そんな、棚橋弘至選手がケニー・オメガ選手のプロレスを「品がない」とけなすのは、ちょっと違うかな?と最初は思っていました。

今、無意味に危険な技が多くなり、選手の危険度が上がっているのは確かです。
しかし、それを呼び込んだのは、実は棚橋弘至選手自身なんです。
それに気がついた時、

「あぁ 棚橋弘至選手はその自分のミスを精算しようとしているんじゃないか?」そう考えるようになりました。

なるほど、そう考えると確かにケニー・オメガ選手のプロレスには品がない。
それは昭和のプロレスファンが棚橋弘至選手のプロレスをストロングスタイルではないと切り捨てたのと同じです。

「ここは新日本プロレスなんだよ。」

この棚橋弘至選手の言葉に集約されています。
ケニー・オメガ選手のプロレスはどこまでいってもDDTのプロレスなんです。
ストロングスタイルの根底に流れる”格闘技の一面”がまったく見えません。

あえて見せていないのかもしれませんが、そのニオイをまったく消してしまうのは、新日本プロレスのプロレスではないんです。
棚橋弘至選手は自身が変えてしまった新日本プロレスのスタイルですが、決して根底にある格闘技としてのプロレスの精神まで忘れてはいなかったんですね。

さて、そんな両者の試合がどうなったのか?

正直に言います。
実力差がありすぎです。
特に棚橋弘至選手の劣化がひどい!

終始、ケニー・オメガ選手のペースで試合が進みます。
棚橋弘至選手は所々でドラゴンスクリューを出すのが精一杯な状態、決して「受けきれている」ようには見えませんでした。

それを証拠にケニー・オメガ選手の定番ムーブ「場外へのノータッチ・トペ・今ヒーロ」を”受け損ない”という醜態を晒してしまいます。

今日の棚橋弘至選手はベテランらしからぬ腰が引けた受けをみせます。
その結果、ケニー・オメガ選手は板張りの花道へ背中からダイレクトに落ちてしまいました。

”相手を信頼して技を出す”プロレスの基本を守れなかった棚橋弘至選手にはさすがに失望しましたね。
ケニー・オメガ選手の飛距離が足りなかったとはいえそれに対応できなかったということは、瞬時の動きに対応できないほどヒザの具合が悪いのかもしれません。

そんな中、”BESTBOUT MACHINE”の異名をとるケニー・オメガ選手は試合を作ります。
その姿には「相手が動けないのであれば自分がその倍は動いてやろう」という気迫を見て取れました。

リングを走り回るのは常にケニー・オメガ選手、それをリング中央で待ち構えて返し技を繰り出す棚橋弘至選手の構図です。

「大技だけがプロレスじゃない」

この言葉が私の頭の中で虚しく響きます。

大技をやらないんじゃなくて、
”もう、やれない”
どうしてもそう見えてしまう。

プロレスラーはベテランになるほどに使う技が減ると言われています。
少ない技でも観客を沸かせることが出来るからという理由も確かにあるとおもいますが、それ以上に身体がボロボロになって技を出せなくなるだろうなって、妙に納得させられました。

さて試合の方はリングの中でも外でもケニー・オメガ選手の動きが目立ちます。
中盤まで見ていても、ケニー・オメガ優勢は誰の目にも明らかでした。
棚橋弘至選手も相手の土俵に立ってでも勝ちに行くという必死さは見えますが、どこか空回りしている感じがする。

場外の机にハイフライフローを出す意味があったのか?
このシーンは正直ナゾです。
ケニー・オメガ選手のプロレスを否定するならば、あそこは絶対に飛んではいけない場面です。

その辺りも棚橋弘至選手の言葉に重みがない理由かもしれません。
一方のケニー・オメガ選手はいつも通り”自分のプロレス”をやっています。
これではファンの気持ちがケニー・オメガ選手へ向くのは仕方ないと思います。

棚橋弘至選手の試合を見ていて、いつも疑問なのが「執拗なドラゴンスクリュー」です。

なぜ、ヒザ攻撃?

棚橋弘至選手の必殺技はハイフライフローです。
テキサスクローバーホールドも確かにありますが、圧倒的にハイフライフロー率です。

ならば、ヒザではなくてスタミナを奪って、相手がダウンから起き上がれないようにするのが普通のような気がします。
そこにはプロレスラー独自の理論があるのかもしれませんが、いまだにナゾです。

今回、ケニー・オメガ選手のVトリガー封じとかスピード殺しのためだったとしたら、完全にミスっていましたね。
Vトリガー何発くらっていたことか(苦笑)

最後のハイフライフローでは逆にトップロープをまたぐことすら出来ないくらいにスタミナを奪われていて、観客に失笑されてましたからね。

しかし、勝ちは勝ち!

残念ながら試合内容としては、昨年のメインには遠く及ばない内容でした。
正直言って、スペシャルシングルマッチの方がよっぽど良かったです。

”平成最後の東京ドームだから”
”映画主演のご褒美興行だから”

前年までの2年が良すぎただけに、こう言われても仕方ないかなと私は感じました。

さてバックステージコメントが色々と楽しみですね。
それでは!

【試合結果】
王者”BESTBOUT MACHINE”ケニー・オメガ×
VS(ハイフライフロー→片エビ固め)
挑戦者”100年に1人の逸材”棚橋弘至◯
※棚橋弘至選手が4年振りに第67代王者に!

【新日本プロレス】KAWATO SAN(川人拓来)独占インタビュー!【amiga】

(※写真は amiga -メキシコに住む日本人のための生活情報メディア-さんよりお借りしました。)

2018年2月に壮行試合のあとMEXICOへ旅立って早くも10ヶ月が経とうとしています。
KAWATO SAN こと 川人拓来選手ですが、MEXICOを紹介するメディアで独占インタビューを受けていたようですね。

今回はその記事を読んでみた感想を書きます。
最後に記事へのリンクを貼っておきますので、興味を持った方はじっくりと読んでみてください。

MEXICO 初戦で感じた戸惑い

川人拓来選手はMEXICO遠征の2日後に初戦を戦いました。
インタビューでこのときの事を短く振り返っていました。
戸惑っていた姿を忘れたかったのかな?(笑

MEXICOのプロレススタイル:ルチャ・リブレは間のとり方が独特なので、まずはそこで戸惑ってしまったようです。
しかも言葉の壁まであるわけですから、そりゃオロオロしてしまいますよね(笑

さらにはMEXICOの標高の高さ(2,300m:富士山の5合目と同じ!)も大きな敵になったと語っていました。
新日本プロレスの選手ですから心肺機能はめちゃめちゃ鍛えられているはずなのに、それでも辛かったわけですから相当なものですよね。

この様子は 新日本プロレスワールド 2018年2月9日 CMLL アレナ・メヒコ 放送で流されました。
まだアーカイブが残ってるので(2018/12/18現在)見てあげてください。

やはりあった食生活の悩み

ROPPONGI 3KのSHO選手 YOH選手はまったく問題なかったようですが、川人拓来選手はかなり苦しんだようですね。

海外にいったら気をつけるものとして「生水」がありますが、どうやら食べ物も合わなかったようでその辛さを語っていました。

一番つらかったのは体重が減ってしまうことだったようです。
もともと体重がある方ではないので余計に気になっていたようです。
余計なところで痛い出費だったみたいですね。

結局、MEXICOの日本食で体重をキープしてたって話ですけど、日本食としても材料とか水とかは対して変わらないはずですけど、どうなんでしょうね?
辛い系の食事が苦手なんでしょうか?

川人少年のプロレス道

プロレスとの出会いや新日本プロレスへ入門してからの思い出を語ってくれていましたね。
きっかけは今で言う”プ女子”であった母親の影響だったというのも初めて知りました。

テレビで見たはじめてのプロレスで自分の進む道を決めて、そこからはまっしぐらに進むところは、なんとも真っ直ぐな感じで好感持てますね。
そんな中、入門テストが「楽勝でした」ってのはやっぱりスゴイことだと思うんだよな。

私も受けたからわかりますけど、想像以上にきついっすよ。
もちろん緊張によるスタミナの消費もあるんでしょうけどね。
そういうのがないってのは川人拓来選手の神経の図太い部分なのかな?

そして中邑真輔選手にあこがれて総合格闘技と空手を学び、新日本プロレスに入門してからはひとり新弟子時代を経てデビュー、そして現在があるという感じです。

以前から川人拓来選手は「生涯ジュニア」を宣言していて、ジュニア好きな私としては応援したくなってしまう訳なんですけど、その理由も本人の口から話してくれていました。

うん、確かにあんなこと言われたら答えない訳にはいかないですもんね。

まとめ

初の海外生活、食も言葉も標高もそしてプロレスの技術や空気感も戸惑うことばかりのなか、その図太い神経で堂々としたルチャを見せている川人拓来選手。

ノータッチ・トペ・コンヒーロは見るたびに精度があがってきています。
昔から新日本プロレスを支えてきたジュニアの次世代を期待させる仕上がり具合です。
インタビューでも語っていたジュニアへの想い、そして未来を期待させてくれますね。

MEXICO初戦から黒のショートタイツから赤いパンタロンスタイルへの変貌。
いまは髪型も色も変わっていってますが、実は紹介写真はヤングライオンのままというのがね。(笑

OKUMURA選手にお願いすれば撮影しなおしてもらえるんじゃないかとおもんだけどダメなのかな?(^_^;)

あ、そうそうリングネーム「KAWATO SAN」になった理由と向こうでの呼ばれ方も面白かったな(笑
全文を載せるわけには行かないので、ぜひ下のリンクから読みにいってくださいね。

それでは!

引用:本場メキシコで戦う日本人プロレスラーの未来を変える挑戦 川人拓来
(amiga -メキシコに住む日本人のための生活情報メディア- より)

https://www.facebook.com/michitsugu/posts/1962059337217325?comment_id=1962068083883117&reply_comment_id=1962209880535604&notif_id=1545119453887164&notif_t=feed_comment

Road to POWER STRUGGLE~SUPER Jr. TAG LEAGUE 2018~

今シリーズは大阪大会への「Road to」という位置づけです。
普通に「SUPER Jr. TAG LEAGUE 2018」でいいと思うですけどね。
ジュニアの扱いが軽いのが若干不満かな。

このシリーズ私的な見どころ

実はユニット抗争だとかベルト争奪戦なんかに興味がなかったりします。
まぁ上のほうは上のほうで安定したカードを見せてくださいねってレベルです。

あ、ジェイ・ホワイト選手の動向は気になるかな。
あと新加入の 鷹木信悟選手がどうインパクトを与えてくれるか?
他はもう安定すぎてワクワク感が薄れてます。(苦笑
プロレスバカの悪いところですね(;^_^A

そんな中で私が注目しているのは前シリーズから継続参戦している KAIENTAI DOJOの吉田綾斗 選手の存在です。

KAIENTAI DOJOでは中堅以上のポジションのはずが、新日本プロレスでは、ヤングライオンと同じ扱いです。

もちろんこれが良い悪いとかではなく、 2017年のヤングライオン世代を賑わせていた 岡智之(ヨーロッパ遠征中)、北村克哉(故障療養中)、川人拓来(メキシコ遠征中)、八木哲弘(引退)という選手がいない中、海野翔太、成田連という2名だけで支えていかねばならない状態で若干のトーンダウンは明らかだったわけです。

海野翔太 vs 成田連  だけではやっぱり格差が出てきている。
残念ですが今のところ海野翔太選手のほうが頭ひとつ抜け出ています。
差はないですけどね。

あらたなヤングライオン 辻良太、上村優也もデビューしてますが、そこは身体は出来上がっていますが、まだまだプロレスは先輩の域には上がってこれていない。

そうなると海野翔太、成田連の両者が自然とその両名を「引き上げる役」にまわってしまっていました。

まだ海野、成田自身が成長途中なのに後輩を育てる役になるのは正直マイナスだなと私は感じていました。

そこへ外部からの”熱い風” 吉田綾斗選手の登場です。

これで水を得た魚になったのが 海野翔太選手です。

今日の試合でもお互いにバチバチに意識しあったいい試合でした。
私的にはまだ吉田綾斗選手が遠慮しているように感じましたが、この2名はもっともっと削りあってほしいなと思いました。


成田連選手はここにどう絡んでくるのか?も見どころですね。
試合後に辻良太選手が突っかかっていってましたが、いい感じでヒートアップしているのは、吉田綾斗選手の効果だと私は感じています。

今年はヤングライオン杯は開催しないのかな?
ヤングライオンとは少し格がちがいますけど、吉田綾斗選手 出てほしいですね。

鷹木信悟という”劇薬”

やっぱり「新しい風」というのは団体をリフレッシュする一番いい方法です。
今シリーズでいえば、先ほどの吉田綾斗選手、ロビー・イーグルス選手、そしてLOS INGOBERNABLES de JAPON に新加入した ”THE DRAGON”鷹木信悟選手です。

新パレハとしては大方の予想通りではあったけど、それ以上のインパクトを1戦目からみせてくれました。DORAGON GATE時代をあまり知らない新日本プロレスファンには刺激的だったと思います。

ジュニアと思えないパンプアップした肉体、高橋ヒロムばりにトップギアに入った時の瞬発力をもったパンピング・ボンバー、そして説得力抜群のフィニッシュホールド LAST OF THE DRAGON(ラストファルコンリー)文句の付け所がありません。

しっかし、アクの強いこの鷹木信悟選手ですが、L・I・J に馴染むのかな(^_^;)
個性が強いL・I・Jの中でもひときわ異彩を放っている感じがあります。

間違いなく新日本プロレスジュニア戦線を活性化させることは間違いないわけですが、ジュニアの扱いがいまいちな新日本プロレスですからね。
石森太二選手みたいに”飼い殺し”にならなきゃいいなと思っています。

石森太二選手の扱いとかホントにもったいないですからね。

ちゃんと活かしてくれること願います。
うん、来年のBEST OF THE SUPER Jr. が今から楽しみでしかないです。

Jr.TAG LEAGUEゆくえ

今回のリーグ戦はなかなかいいチームが揃ったように感じます。
トーナメントじゃ無くなったのもいいですね。

安定感のある 鈴木軍 エル・デスペラード&金丸義信 組
チームとしての完成度はROPPONGI 3K SHO&YOH 組
ベテランの安定感 KUSHIDA&クリス・セイビン 組
お笑いもできて実力もある SUPER 69 田口隆祐&ACH 組 
実力は折り紙付きの LOS INGOBERNABLES de JAPON BUSHI&鷹木信悟 組
不気味な実力者 BULLET CLUB 石森太二&ロビー・イーグルス 組
苦戦必至か?ボラドール・ジュニア&ソベラーノ・ジュニア のCMLL組
さすがに厳しいか? 獣神サンダー・ライガー&タイガーマスク のレジェンド組

粒ぞろいですよね。
WORLD TAG LEAUGE よりスゴいんじゃなかろうか?

ここ数年、タッグのベルトは扱いがいまいちだったのとチームが少なかったのを完全に覆してくれた気がします。

残念なのはYOUNG BUCKSがヘビー級転向しちゃってる事かな
見たかったよねぇこの中でどんな動きをしてくれるのか?
それもまたドリームマッチとして IF の世界で楽しめるかな?

このリーグ戦の優勝者が1.4東京ドームでタッグベルトに挑戦になるのかな?
その前にタイトルマッチ1回やるのかな?
だれが東京ドームのリングにあがるか楽しみです!

個人的にはエル・デスペラード&金丸義信 vs 鷹木信悟&BUSHI がみたいかな

まとめ

最初に書いたようにヘビーの争いはあんまり新鮮味がないからもういいや(笑
もちろんレベルの高い部分で面白いからいいんですけど
完成されすぎててちょっと物足りなく感じる贅沢な不満なんです。

ヤングライオンはちょっと未熟な感じがドキドキするし
ジュニアは鷹木信悟という新しい風が入ってきて面白みが一気に上がったように感じています。

東京ドームも楽しみですし、BEST OF THE SUPER Jr. も楽しみです。
年内に開催されるならヤングライオン杯も楽しみになってきます。
だれがどんなふうに這い上がってくるのか?

ワクワクしながらプロレスを楽しみたいですね。

PS:
高橋ヒロム選手とDRAGON LEE選手、ウィル・オスプレイ選手がここに加わるとなると・・・むふふふふ来年はジュニアの年になりそうだ。