今週も読み応えのあった週刊プロレスから気になった記事を紹介、解説していきます。
今週はちょっとした記事も含め以下の3つです
・「甘くない」現実(22Pから23P)
・ザ・現場(70P)
・8.3後楽園ホールで「プロレス戦国時代 群雄割拠」開催へ(83P)
どれもなかなか魅力的な話です。
それでははじめていきましょう。
「甘くない」現実(22Pから23P)
これは先に行われた 新日本プロレス のシリーズ
NEW JAPAN CUP 2回戦 SANADA vs 石井智宏 戦 直後のインタビュー記事です。
インタビューされているのは SANADA 選手の方ですね。
これまで1年間 LOS INGOBERNABLES de JAPON のメンバーとして活動してきた
SANADA 選手ですが、シングルプレイヤーとしては全く実績をあげていません。
昨夏のG1出場はあったものの。それ以外では常にタッグ戦での出場なっていました。
それだけに、今回のNJCの出場はシングルプレイヤーとしてのSANADA 選手を
アピールする絶好のチャンスでした。
元々その素質の高さは皆が知っている通りで他団体での実績も十分だったのに
ここまで全くベルトにからませて貰えていないのは、わたしも疑問でした。
そして今回、シングルで戦ったことで、その実力の高さは証明できたと思います。
その敗戦後のインタビューですが、これまで COLD SKULL のキャラクター通り
ほとんど「しゃべらない」というスタンスを貫いてきていましいたが、
これまでのうっぷんを晴らすかのように饒舌にしゃべっていました。
「結果を出せないと、ドンドン突き放されていく。だから結果を出したい。」
この言葉にはSANADA 選手の焦りと葛藤が込められているように感じました。
「くすぶってる感じ」がすると言われても
「それがいまの課題なのかもしれない。」
と冷静に自己分析をしていました。
そして、その課題を克服する必要がある、課題が見つかったことはプラスだ
そんなことを話してくれていました。
そして最後に前向きなコメントで締めました。
「そんなに甘くない世界、だからこそ、おもしろい」
”甘くない” 実力の世界プロレスを いま楽しめている SANADA 選手
これからもっと飛躍していくのではないか?と感じる記事でした。
NEVER無差別級 とか挑戦して欲しいですね。
内藤哲也 選手のIWGPインターコンチネンタル挑戦でもおもしろいなぁ(笑
ザ・現場(70P)
こちらは ドラディション所属の LEONA 選手の「いま」を書いた記事です。
LEONA 選手といえば 藤波辰爾 選手のご子息です。
プロレスラーとしてデビューして、もう3年になるんですね。
これまでレジェンド級の選手とばかり試合をしてきたLEONA 選手ですが
現在はDDTの若手専用団体DNAへレギュラー参戦しています。
記事内でも指摘のあったドラディションの「試合数の少なさ」を補うためと思われます。
LEONA 選手は正直、デビュー3年の選手とは思えないくらいに実戦経験がありません。
デビュー時は大学生で学業と両立していました。
正直、わたしはあのやり方が好きではありませんでしたね。
やるならとことんやる。
これが物事の基本だと思っています。
それを学業と兼業するというのは「プロレス」「学問」双方に失礼ではないか?
そんなことも感じていました。
実際にLEONA 選手はまともな実績はありません。
それが今回、DNA定期参戦(それでも月1ですが)によって
「プロレスラー LEONA」として成長を遂げられるのではないか?
と記事は締めていました。
が、
わたしに言わせると「甘すぎる」ですね。
”藤波辰爾の息子”
この看板は一生背負っていくことになります。
そして、この看板がある限り、どこに行ってもVIP対応になります。
これじゃ成長しませんよね。
今回のDNAではそれが無いと言うんですが
ならば、なんで本隊のDDTへ正式参戦しないのか?
ということなんです。
なぜ月1興行のDNAへなのか?本気でプロレスラーになる気があるのか?
いまはそれを疑っています。
同世代の選手とはじめて絡めて気持ちの変化があるようです。
ならは早々にDDTへの参戦を直訴するなりしてほしいなと思います。
もう3年ですよ?
それなのに選手としての経験は正直言ってデビュー半年レベル以下です。
ドラディションは本気でLEONA を”選手”として育成する気があるのかな?
そんな疑問をずっと感じていたので、いまさら感の高いDNA参戦の話しでした。
もう、藤波さんの力でヤングライオンの中にぶち込んじゃえばいいのにね。
8.3後楽園ホールで「プロレス戦国時代 群雄割拠」開催へ(83P)
これはとても小さいコラムだったんですが、気になったので取り上げます。
インディー団体FREEDOMSが主催する興行だそうです。
現在、日本には「ご当地プロレス」と呼ばれるほどにインディー団体が増えました。
そのインディー団体を一同に集めて試合を行うんだそうです。
記事の中で琉球ドラゴンプロレスのグルクンマスク 選手が言っていましたが
「物産展のようなイベント」
になりそうな感じです。
これから各団体へオファーと調整を行うんだそうですが、日程決まってんのに
オファーまだなのかよ(笑)というのは言わない約束ですね。
プロレス人気が低迷したのちに雨後の竹の子よろしく
ホントにたくさんのインディー団体が現れました。
インディーの大御所 みちのくプロレス から始まった「ご当地プロレス」
根付いた証拠ですね。
わたしはいい傾向だと思います。
問題はなかなか採算が取れていないんじゃないか?
ってところですね。この世界は甘くないですから・・・
メジャーと言われる団体でさえチケットを売るのに苦労している現状ですからね。
それでもこういったイベントがあると、
知らないプロレスに出会ういいきっかけになると思います。
成功して欲しいですね。
まとめとして
SANADA 選手 LEONA 選手 立場は違っても、これまでくすぶっていた感が強い両選手
方や自分を出すことで、方や環境を変えることで飛躍を目指していること
でも、プロレスの世界は甘くないのでしっかり目標をもって欲しいな
それは団体にもいえることでインディー団体の集結するイベントは成功してほしいな
そんなはなしでした。
それでは!