ちょっとさみしい別れの経験をしましたが、前向きに進んでいこうと決意しました。
別れがあってもその先に必ず出会いがあって、また新しい関係がうまれるものです。
だから、後ろ髪を引かれること無く前に進みましょう。
プロレスだって後ろばっかり見てたら成長しないものですよ。
って、お話
「別れのシーズン」と人は言う
3月は卒業シーズンですね!卒園卒業された方おめでとうございます。
義務教育から高等教育へ
学生から社会人へ
いままでの日常生活を抜け出して新たなステージへと向かう季節です。
こう書くと「明るい未来が待ってるぜ!」的なドラマのエンディングみたいです。
でも、実際はこう考えられないひとも多いはず
「みんなと離れたくない!」
「まだ自分にはやりたいことがあるんだ!」
「わたしは永遠の17歳なんです!」
とかなんとか自分に言い訳を作ってその場に留まろうとします。
・・・最後のはちょっと違う気がしますが、まぁいいですね(笑
誰でも「慣れ親しんだ場所」から離れて新しい場所へ行くのは辛いし怖いもんです。
義務教育の間は環境(進学、進級、クラスなど)を強制的に変えてしまいます。
選択権なんてありませんよね。(お受験は別です)
しかし高等教育や学生から社会人へのステップになると自分に選択権があります。
そうなると人間は楽な方、気持ちのいい方へ流れる生き物なので
前出のような言い訳で留まる努力をするんです。
でも、それで本当にいいんでしょうか?
そのひと足が道となる
これはアントニオ猪木さんの有名な詩「道」の一節です。
最後にフルバージョンを掲載しておきますので、読んでみてください。
この言葉の様に本来は進まなければ、自分の成長していく道筋は見えてきません。
文字通り「留まる」では、その場から動いていないので進歩もありませんね。
わたしも何度か経験してますけど、居心地のいい空間から、見たこともない世界へ向かう時は
とんでもない恐怖感と苦痛を感じます。
「これから自分はどうなるんだろう?」
「本当にやっていけるのか?」
「知らない人たちの中にはいっていけるだろうか?友だちができるだろうか?」
「自分は必要とされないんじゃないか?」
「こんなことをしても意味がないんじゃないか?」
「また最初から覚えるのは嫌だなぁ」
「新しい上司とうまくやっていけるだろうか?」
「やりたいことが見つかるだろうか?」
などなど
こんな感情を押し殺してまで環境を変えようだなんて普通の人なら考えませんよね。
そうです
「普通の人なら」
です。
世の中の成功者は5%程度だそうです。割合的に普通じゃないですよね?
ということは95%の人が恐怖の感情を乗り越えることがない訳です。
そりゃ「普通の人」は環境を変えることが出来ないって結果になるわけです。
踏み出さなければ、良い事も悪い事も起きないっていうのにね
いや、むしろ留まる行為はゆるやかに悪い事へと向かっていきますよ。
それでも人生で何十回と遭遇する「別れ」
なんで別れの話から人生を変える1歩を踏み出せるのか?って話になったかというと
最近、参加していたチャットワークがありました。
過去形なのはその場(チャット)が閉鎖されてしまうことになったんです。
実際に会ったことはない人が多いチャットワークではありましたが
内容は違っていても同じ目標に向かっているもの同士でいろんなディスカッションを
行っていたチャットだったので不思議な一体感があったのは事実でした。
もともと期間限定だったので、いつかはこういう日が来るのはわかっていたんですが
実際にその日が来るとなるとチャット内は大騒ぎになっていました。
「期間が過ぎても続けたい!」
「チャットが出来なくても内容を見ることが可能にして欲しい!」
「みんなとチャット出来なくなるなんて寂しい!」
なんて感じです。
チャットが始まったころの よそよそしさ はどこに行ったんだよ!
ってくらいに昔からの親友と別れるような感じになっていました。
ま、それでもその気持ちはわかるような気がします。
毎日のように行ったディスカッションや励まし合い、成果が出れば
全員が掛け値なく「おめでとう」を書き込み祝福する
こんな心地の良い空間はなかなかありません。
それを手放さなければいけないなんて、考えたくありませんよね?
それでも現実は無常でタイムリミットはやってきます。
こんな風に自分の意志で環境を変えたわけではない場合、ふたつの行動を起こします。
1・いままでのことを投げ出して忘れてしまう。
2・より奮起して前に進む
です。
さっき行った「普通の人」の場合は100%「1」です。
依存じゃないか?と思うくらいに心地が良かったはずなのに
忘れてしまうんですよね。
これも理由があります。
この反応は人間が持つ防衛本能です。
自分の心が傷つかないように防衛本能が忘れさせてしまうんです。
しかも、無意識だから困ります。
これを押さえつけて「2」に出来る人は5%に近づけますね。
あなたは「普通の人」と「5%の成功者」どっちに近づきたいですか?
当然「2」ですよね。
ならば、別れの季節こそ以前にお伝えした魔法の言葉を使いましょう。
【我思う故に我あり】絶対に言ってはいけない!【2017/03/15】
「別れるのは悲しい”でも”これから先の出会いが楽しみだ」
「新しい環境でやっていけるか不安だ”でも”やってみなければ分からないよね」
「自分は必要とされないかもしれない”でも”必要とされる可能性もあるよね」
生きていれば大きいものから小さいものまで、たくさんの「別れ」を経験します。
その度に不安がっていたり、悲しんでいたら心が休まりません。
もちろん大事な人を失った場合は大いに悲しんでください。
それ以外は大したことはありません。失敗したところで死ぬことは基本的に無いです。
そんな感じで1歩踏み出しましょう。
「失敗は失敗ではなく経験です。」
プロレスの話はどうした?
忘れてませんよ(笑
じつはひとつの団体が長い歴史に幕をおろします。
女子プロレス団体「JWP」です。
団体が消滅するわけではなく「JWP」という名称が使えなくなります。
このJWPは全日本女子プロレスが消滅した後、一番長く続いている団体でした。
その25周年記念大会を最後にJWPの名称をおろさなければいけなくなりました。
詳しい内容は省きます。
新日本プロレス的に言えば、ブシロードが倒産して新日本プロレスの運営ができなくなってしまった
そんな感じです。
ちょっと悲しい感じがしますが、実は所属選手たちは非常に前向きで
次の団体名を考えなが日々トレーニングを重ね記念大会へ準備してたりします。
コマンド ボリショイ ブログを更新しました。 『ありがとうございました!!新団体名考えよう!』https://t.co/tilsFXhdYk#コマンドボリショイ#JWP女子プロレス#アメブロ
— コマンドボリショイ (@piko3jwp) 2017年3月5日
こういう逆境に止まりそうな足を未来へ進む1歩に変えてガンバレるってのは大きいと思います。
今回の件に限らず、プロレスってのは別れが多く、それが新しい魅力への入り口になることも多いです。
レスラーのキャラチェンジだったりユニット移籍だったり団体移籍もそうですね。
その度に新しい魅力を発見したり、あらたな選手とのすばらしいストーリーが始まったりします。
最近では
内藤哲也 選手(ベビーフェイス ⇒ ルード)
ケニー・オメガ 選手(ベビーフェイス⇒ルード)
後藤洋央紀 選手(新日本本隊⇒CHAOS)
などです。
魅力上がりましたよね。
場合によっては失敗と思える例もありますが、プロレスの不思議で
特にそれといって気にならないんですね(笑
失敗だったらサッサと別のキャラを立ち上げたり、もとに戻ってみたりと結構、節操が無いです。
田口隆祐 選手 なんてその典型ですよね。
パクリキャラはもう完全に楽しみのひとつになってますから(笑
でも、この感覚がとっても大事だと思うんです。
先ほどのJWPもプロレス界の当たり前とでも言うかのように
「ダメになったから次、考えようか」
ってノリです。
わたしたちも見習っていいと思います。
まとめとして
だれでも居心地のいい場所から動きたくない
成長するには1歩踏み出す必要がある。
失敗したってプロレス的な感覚で路線変更すればいい、そうすれば失敗が経験になる
2017/4/2 後楽園ホール 12時開始 JWPプロレス 25th anniversary 観に行ってあげてね
って感じです。
最後にアントニオ猪木さんが引退試合で披露したプロレス史に残る名詩です。
「道」
この道を行けばどうなるものか
危ぶむなかれ
危ぶめば道はなし
踏み出せばそのひと足が道となり
そのひと足が道となる
迷わず行けよ
行けばわかるさ
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ありがとうございましたー!(これで締めたw)
それでは!