まぁ昔から言われている話のひとつです。
好きな異性にはついついちょっかいを出したくなるもの
それって異性間にかぎったものではないですよね?
モチロン!プロレスだってそういう感情を上手に(?)使っています。
さて、あなたは小さい頃に好きな異性に、やたらとイタズラした経験ありますか?
・
・・
・・・
はい、素直になりましょう!(笑
わたしはもちろんあります!というか、無いはずはないと思いたいんですけどね。
ともかく、そういった「相手の気を引く行為」というのは、
だれに教えられるわけではなく身につけちゃいます。
早ければ幼稚園くらい、遅くても中学生くらいには経験するでしょう。
わたしは小学生だったかな?
やりすぎて泣かせてしまった事もありますね。(◯◯ちゃん、あの時はごめんなさい)
まぁそれくらい”想いが強かった”という証拠でもあります。
甘酸っぱいですね(笑
で、
この行為って社会にでてもやるんですよね。
異性に対してじゃなくて会社や団体、欲しい個人に対してなんかです。
M&Aとか乗っ取りだとか、あと立ち退き要求(地上げ?)もそうですね。
こっちは全然甘酸っぱくないですけども
個人にむけては、そこまで露骨ではないのかもしれませんけどね。
引き抜きするのにそれとなくウワサを流したりする程度でしょうかね?
わたしは引き抜かれたことがないのでよくわかりません。
意中の人間の気を引こうとした時の行動は
幼稚園生でも大企業でも変わらないってことですね
人間って進歩しないのな(笑
と、いうところでプロレスです。
わすれて締めるとこでした。
まぁ、プロレスでいうそういった行為というのは
団体間でやってしまうと色々と問題が大きいのでやれません。
引き抜きってのは、昔はあったんですけどね。
有名なところで行けば ビル・ロビンソン選手の引き抜き
スタン・ハンセン選手とアブドーラ・ザ・ブッチャー 選手 の実質交換移籍
でしょうか?
新日本プロレスと全日本プロレスはこのお陰で長い遺恨を残しました。
元々、ジャイアント馬場さんとアントニオ猪木さんは日本プロレス時代に
その扱いの違いによって遺恨があったとされています。
それが、この引き抜き事件によって完全に決裂してしまいました。
結局お互いがセミリタイア状態になる歳まで同じリングに上がることは無かったかと思います。
話がそれちゃいました。
好意を持った相手の気を引く方法がプロレスになるとどうなるか?
というと・・・
まったく変わってません(笑
団体がユニットやタッグチームになるくらいですね。
試合が終わったタイミングのマイクアピールで誘うパターンが多いです。
戦い終わったところで相手を認めて引き入れる
観客のどよめきからの大歓声or悲鳴というのが王道です。
ヒールユニットに入る場合は試合中&試合後の裏切り行為が定番です。
この場合は知らない間に根回しされてるパターンです。
完全にサプライズですから今回の話には関係ないです。
と、これは最終段階です。
思春期なら告白の段階ですよね。
今回の話はそこまでの道のりです。
プロレスの場合はこの引き抜きに行くまでに、色々とファンにアピールします。
やたらと褒めてみたり、逆にけなしてみたり、こっちにくれば変わるのにとか
いろいろと仕掛けてきます。
ただ、そこまでわかりやすいアプローチではない場合もあるんです。
それでも、後々から考えると「そういえば・・・」というパターンですね。
それが、
「試合中にやたらとからむ」
という方法です。
タッグであたる場合によく使われるんですけど、集中攻撃をやたらとその選手に集めます。
はぐれ国際軍団からアニマル浜口選手を革命軍に引き抜いたときがこの方法だったかな?
と記憶してます。
もともと欲しかっていた事もあって、どっちが先だったか少し記憶が曖昧ですね。
それでも、後々から試合を見返すとやたらとひとりで捕まる時間が長かったりします。
ホントにもうイジメに近いくらいにタッチさせませんからね(笑
試合終った後もやたらと集中攻撃して完全にグロッキーにさせたりしてね。
それを毎試合やります。
そうやって「こっちに来ないともっとイジメるぞ!」ってやるわけです。
で、最後にとどめとして「オイ!仲間になれよ!俺たちはオマエを必要としてる!」
的なマイクアピールで誘います。
ベタベタでしょ?
それでも、基本的にプロレスってベタベタな展開が好まれる世界なのでいいんです。
観ている側がわかりやすいほうが盛り上がるでしょ?
こういったベタなプロレスの世界は小中学生のころに経験してる気持ちを
オトナになっても体験できる貴重な場所でもあります。
そして、そこにより高度な技術や駆け引きを織り交ぜてくれるのでハマるんですよね。
プロレスたのしいですよ(笑
まとめると
小学生レベルの気の引き方が結局、一番わかりやくす効果があるってこと
そして、その単純でわかりやすい感情をド真面目にやるのがプロレスであり
その土台のうえに高度な技の応酬を見せてくれるエンターテイメントスポーツ
だということです。
プロレス観たくなったでしょ?
それでは!