良薬とマスコミは口に苦し
身体にもプロレスにも良くするためには苦いものが必要ですよね。
今回はそんな話です。
先日より心機一転気合を入れてブログ更新しようと思っていた矢先に
高熱に襲われてぶっ倒れてました・・・
37.9度ってなんだよ。いや世間的に大した事ない熱なのかもしれない
ま、もともと熱の出やすい体質(40度超えが普通にある)ので、
自分的にもそんなに高いわけではないんですが、やっぱり辛かったです。
インフルエンザでないことを祈りながら会社を早退して
駅の薬局へ薬を買いにいくと白衣のお姉さんにも
「高熱が出るのはインフルエンザの可能性があるよ」
なんて脅されましたが、自分の高熱体質をしっていたので流しました。
で、
その薬局で購入したのが「麻黄湯」という薬です。
風邪のひきはじめって「葛根湯」がいいらしいんですが
なぜかこちらを勧められました。値段は一緒です。
専門家が勧めるわけですから、なにか理由があるとおもうんですね。
なので、今回は素直に麻黄湯を購入
(※インフルエンザに麻黄湯が効くというはなしもあるんだそうです。)
「飲んでいきますか?」
とやさしく微笑むので、その場で1本いっときました。
わたし「うえええええ苦いいいいいい」
お姉さん「あ、ごめんなさい!先に言っとけばよかったですね。それ苦いですよ。」
圧倒的に遅いです。
いや、良薬口に苦しなんで覚悟はしてました・・・
しかし、苦かった(笑
風引いてる時って舌が麻痺してるって聞きますけど
そうなると本当の味って・・・ぞっとしますね。
お陰で一晩たった今では熱も無事下がったんですけどね。
(そんな残念そうな顔しないでください)
で、
今回の話はどこでどうプロレスを関係するのかって話ですが
プロレス界にとってのマスコミってかなり重要なものだと思うんです。
とくにテレビ業界ですね。
ネット配信がはじまりファンの視聴方法が変わってきてはいるものの
「一般の人たち」へアピールをしようとおもうと、やはりテレビってのは
効果絶大なんです。
ネット配信・・・すでにファンの人向け
テレビ中継・・・プロレスをよく知らない人向け
って感じです。
そこで、最近のプロレスとテレビ業界の関わり方として大きな波が
2つありました。
わかりますよね?
前者は有名アイドルがプロレスをやる話で新日本プロレスの選手もゲストで出てきます。
後者は新旧プロレスラーを人気投票する番組です。
豆腐プロレスに関して当初は
「落ち目のアイドルがプロレス人気に乗っかりやがって!」
なんて見当違いな意見も出てましたが、いまではおおむね好意的に受け入れられていると思います。
落ち目とかいいながらファンの数、認知度では足元にも及びませんからね。
そしてもっとも重要なのはテレビ界のヒットメーカー秋元康さんがプロレスに目をつけたことです。
これはかなり大きいと思います。
これをキッカケに新しいプロレスファンが増えることを祈ります。
多分、女子プロレスが先になると思いますけど
わたしも女子プロレスから入った人なんで、大丈夫でしょう!
そして、放映時間に非難轟々だったプロレス総選挙!(笑
さすがに侍ジャパンには勝てないよね。
それでも、夜中からの放映で4.8%の高視聴率を叩き出したのは驚きです。
それだけ楽しみにしてたファンが多かったんですね。
こっちの番組は完全に「オールドファンの掘り起こし」がメインです。
なんでも制作側にかつて故・橋本真也 選手の引退撤回のために走り回っていた人がいたそうです。
(折り鶴兄弟)
なんか、感動的ですよね。
そんなオールドファンでしかも新日本ファンが作る番組ですから、
どうしてもそっちよりの構成になっていきます。
この辺りが他団体やいまのファンにはちょっと微妙な感じだったようです。
それでもかなりのオールドファンを掘り起こしているんではないかと
わたしは感じています。
現に会社でこれまで対してはなしてなかった上司が「プロレス総選挙見たよ。懐かしいね」
なんて声をかけられた。ってはなしも聴きましたからね。
なんだかんだ、暗黒時代にプロレスを見なくなったファンを呼び戻す効果はあったと思います。
放送時間や構成に多少の不満はあっても成果としては上出来だったんじゃないでしょうか?
「ファンがプロレス潰す」なんて言われていたこともありますが
いまや「ファンがプロレスを後押しする」時代になってきたように思えます。
このままプロレス界が上昇気流に乗っていければいいですね。
まとめとしては
風邪を引いたら『葛根湯」「麻黄湯」がよく効くよ
でも、苦いから覚悟しましょう
プロレス界は人気がでてるといっても、
まだまだ他のエンターテイメントに比べれば大したことはないと自覚して
使えるものはなんでも使って一般のひとにアピールすることが大切だね。
ってはなしでした。
それでは!