さて、わたしたちファンが最も気になる試合です。
新日本プロレス煽りPVとかほんとうまいですよね。
OKADA vs SUZUKI MATCH VTR #njpwworld
不安のあった入場は特になにもありません。
やはり、仕込みはできていなかったようです。
そりゃそうですよね。
あのプロットは新日本プロレス側が用意したものですから
静かな立ち上がりですが、やっぱりオカダ・カズチカ選手のヒザはかなり悪いみたいですね。
序盤から鈴木みのる 選手の右膝への集中攻撃がエゲつないですね。
徹底した勝利への執念…鈴木みのる@suzuki_D_minoru がオカダの膝を粉砕!
メインイベントを生中継!▷https://t.co/Tj7UBJ4PjP#njpw #njpwworld #njnbg pic.twitter.com/Q7URgYuH09— njpwworld (@njpwworld) 2017年2月5日
試合の展開は正直に言ってしまえば、良くも悪くも「昭和のプロレス」だよなって感想です。
近年はここまで負傷箇所を一点集中する試合はなかなか盛り上がらない事が多かったです。
今のファンはそこまでエゲつない試合を見たいとは思ってないんですね。
それをわかった上で、あえてそのエゲつなさをアピールしていく 鈴木みのる選手は流石ですね。
ついに #njnbg のメインイベントへ!
挑戦者・鈴木みのる@suzuki_D_minoru が入場!
生中継もあと1試合!▷https://t.co/Tj7UBJ4PjP #njpw #njpwworld pic.twitter.com/3rkcgnmMGd— njpwworld (@njpwworld) 2017年2月5日
事前に公開したブログで鈴木みのる 選手がオカダ・カズチカ 選手を恐れているのではないか?
という内容の記事を書きました。
が、
試合が始まってみれば いつも通りの 強くて怖い 鈴木みのる 選手でした・
あの違和感はもしかしたら、新日本プロレス側の用意したキャラクターが馴染んでいなかったのかもしれません。
ともかく、戦前に危惧していた不安はなくなったので、あとはどっちが勝つのか?
その1点だけに集中できるようになりました。
UWF、藤原組時代を知っているオールドファンとしては、鈴木みのる 選手の強さはわかってます。
ホンキで決めようと思ったら瞬殺できる男です。
正直、ホンキでキメてるな!と思わせるシーンは何度もありました。
オカダ・カズチカ 選手にとっては本当に災難だったかもしれません。
IWGPヘビー防衛へ、オカダ@rainmakerXokada 入場!#njnbg メインイベントを生中継!▷https://t.co/Tj7UBJ4PjP #njpw #njpwworld pic.twitter.com/tP791hLaj5
— njpwworld (@njpwworld) 2017年2月5日
しかし、そこは「プロレスのリング」です。
それを分かっていて試合を魅せていくその巧さはさすがです。
途中、外道選手にタオルを要求するような煽りをいれるところなど周りがよく見えています。
会場の空気もしっかりと感じながら自分のペースで試合を組み立てていきます。
終始オカダ・カズチカ 選手のいいところは、ほとんどありませんでした。
もっともこういった試合展開の場合、どうしても受け一辺倒になるのは仕方ありません。
これが昭和のプロレスです。受けて受けてガマンしてガマンして逆転勝ち!これです。
ここはオカダ・カズチカ 選手はもうガマンする他ありません。
「痛みの伝わるプロレス」
これが今の新日本プロレスで展開できる人はいなかったですね。
その意味では鈴木みのる 選手は貴重な存在です。
それにしてもサブミッションがわかりにくくて受け入れられなかったんですが
最近は、しっかりと伝わるようになりました。
そのおかげで試合に深みがでてきましたね。
当初、この試合の意味を疑問視していたのですが、それは間違いでした。
これは オカダ・カズチカ 選手が ひいては 新日本プロレス が、さらにうえのステージに進むために必要な試合だったんです。
というか、まだまだ上に向かう新日本プロレスの貪欲さが惚れ惚れしますね。
終盤の「手を離さないオカダ・カズチカ」の図 はもう定番化してきましたが、これはとてもわかりやすいアピールのひとつです。
そして観ている側にも伝わってきました。
そして試合時間が40分を過ぎた頃・・・
試合が一気に動きます。
鈴木みのる 選手がキメにかかります。必殺のゴッチ式パイルドライバーを狙っていきます。
これを喰らえばもうおわりです!
必死に耐えた上で、最後はレインメーカーで試合終了です!
またも40分越え!みのるの“ヒザ攻め地獄”を耐え抜いたオカダが大逆転勝利!
試合後、なんとタイガーマスクWとの対戦を希望!!
2.5札幌大会をスマホサイト(https://t.co/7xh3nqaLQZ)で独占詳報中!#njnbg #njpw pic.twitter.com/mwXlqWwLYH— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2017年2月5日
鈴木みのる 選手はあの年齢で40分以上のファイトを見せてくれる。
やはりすばらしい選手です。
レインメーカーであっさり勝ったと思う人もいるのかもしれませんが、それは違います。
そこまでの試合の組み立て、試合時間、終始攻め続けた鈴木みのる 選手のスタミナなどなど
全てを総合して考えれば、「あっさり」などという言葉は出てくるはずはないです。
この試合後に普通にマイクアピールをできる無尽蔵のスタミナがあるオカダ・カズチカ選手の凄さを知るべきです。
「札幌の事件」はありませんでしたが、このマイクアピールで事件がおきました。
「オカダ対タイガーマスクW やらせてください!」
これは中の人へのアピールなのか?それとも純粋にタイガーマスクW戦を望んだのか?
今後の展開に期待したいですね。
<おまけ>
戦前から話題の中心だった「裏切り者」ですが、試合後のコメントで発覚します!!
外道 「オレがあきらめかけちゃって、試合中にタオルを投げ込もう(棄権=負け)と思ったよ」
オカダ 「え?勝手なことしないでくださいよw あっぶねあやうく負けるところだった、身内に裏切られるところだったッスよw」
これか!!(違います
それでは!!
初めて読ませていただきました。臨場感あふれる内容でした〜。ゴッチ式のパイルドライバーをこらえてからのフィニッシュまでもうひとくだりあるとスッキリするのに〜って思いました。
個人的には、岡田vsタイガーWより、タイガーWvs元気のないケニーが覆面被ってブラックタイガーになって昔のようなバトルをみたいです。
コメントありがとうございます!
ゴッチ式のあとのくだりは確かにもうワンクッションあっても良かったかかもですねー
タイガーW にケニーは面白いですね!
あの身体能力なら楽勝ですし、DDT時代に絡んでますからね。中の人は知らないですけどw
これからも臨場感を伝えられるように発信して行きます!