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【新日本プロレス】G1クライマックス29 前半戦総括【Aブロック】 – プロレスをみれば人生のすべては解決する!

真夏のライオンキングダム

今年のG1クライマックスのテーマは「真夏のライオンキングダム」です。
総勢20名による1ヶ月にもおよぶ過酷なリーグ戦ですね。

ライオンは新日本プロレスの象徴、キングダムは王国です。
この言葉には「新日本プロレスが世界を取るぞ!」
という意気込みの現れだと私は思ってます。

しっかしまぁ、ふたを開けてみると、こんなにも過酷で予想外の展開になるのか!ってくらい予想を裏切る結果が出てきましたね。
かつてオカダ・カズチカ選手が起こした、

レインメーカー・ショック!

じゃないけれど、”○○ショック”と言えるような試合多かったですね。
元NOAH~WWEのKENTA選手が無敗で巻き起こすKENAT旋風、まさかの開幕3連敗をしたブリティッシュヘビー級王者のザック・セイバー・ジュニア選手と元IWGP王者のジェイ・ホワイト選手、K.E.Sのランス・アーチャー選手の覚醒など

事前の予想ではちょっとありえなかった勝敗も多々あり、2019年の後半に向けての伏線もそこかしこに散りばめられてるように思います。

では、私の独断と偏見がモリモリの前半戦総括はじめます!

オカダ・カズチカ

まずは盤石の”RAIN MAKER”オカダ・カズチカ選手(CHAOS)です。
相変わらずの安定感で無傷の4連勝中です。
一番危なかったのはIWGPジュニア王者 ウィル・オスプレイ選手との同ユニット対決だったかな?

それでも私が近年感じているオカダ・カズチカ選手の強さの原因だと思っている「相手のフィニッシャーは絶対に受けない」という部分は揺るがなかったです。
他の技はどんだけ受けても耐えきれるという自信が溢れてましたね。

このまま全勝で驀進するのか?
後半のキーポイントは、同じ全勝のKENTA戦、そしてライバルと認めたSANADA戦かなと予想します。

ウィル・オスプレイ

”ARIAL ASSASSIN”ウィル・オスプレイ選手(CHAOS)ですが、ヘビー級のリーグ戦に苦戦しています。そもそもベスト・オフ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)優勝から次の単発シリーズでIWGPジュニアタイトルマッチを経て、G1クライマックス出場です。

さすがにオーバーワークな気がしてます。

それでもエアリアルアサシンは真正面から新日ヘビー級軍団に挑みます。
リフトする技はかなり厳しそうですが、飛び技・返し技・打撃技はヘビーにも通用することを証明していきます。

その結果として、なんと!優勝候補にも挙げられていたSANADA選手から白星をあげる快挙を果たしました!後半も曲者やスーパーヘビー級が控えているので、どんな戦い方を見せるのか?楽しみですね。

SANADA

優勝候補にも名前が挙がったLOS INGOBERNABLES de JAPONの”Cold Skull”SANADA選手は予想外の不調ぶりです。

あげた白星はザック・セイバー・ジュニア選手からの1勝のみ、それなのに後半には全勝のオカダ・カズチカ戦、KENTA戦、そしてスーパーヘビー級のバットラック・ファレ戦、ランス・アーチャー戦とかなり厳しい状態です。

同ユニット対決でEVIL選手に負けたのもかなり痛い

それでも私の予想では全勝ストッパーはSANADA選手じゃないか?と思います。
正直、3勝3敗の5分ですから、優勝するにはここから全勝するつもりでないと難しいと考えます。

SANADA選手はG1クライマックス以降のシリーズで主役になっていくのかなぁ

ザック・セイバー・ジュニア

Aブロック大番狂わせのひとつ”SUBMISSION MASTER”ザック・セイバー・ジュニア選手(鈴木軍)まさかの開幕3連敗!さすがにこれは驚きました。

4日めにバットラック・ファレ選手から待望の1勝目を挙げましたが、さすがに優勝戦線からはかなり遠ざがってしまった感じがあります。

確かに対戦相手がオカダ・カズチカ選手、棚橋弘至選手、SANADA選手と厳しい相手でしたが、全敗するとは思いませんでした。
棚橋弘至 戦は最低でも勝つと予想してたんですけどね。

ただ、4日目にどちらかといえば相性の良いバットラック・ファレ選手からきっちり勝ち星を奪い取りギリギリ踏みとどまった感じがあります。
後半のキーポイントはKENTA戦、ウィル・オスプレイ戦かなと予想します。

同ユニット対決になるランス・アーチャー選手とはどんな戦いになるのかな?
星取りによっては譲り合いが起きる可能性もありますからね。
その点も注意が必要ですね。

棚橋弘至

新日本プロレスの”ACE”棚橋弘至選手(新日本本隊)です。
2018年平成最後のG1王者ですね。

・・・でも、私は「全敗」もあると予想していました。
根拠はヒザの悪化具合と長期離脱からの復帰したばかりという部分です。

それでもダラス大会での大歓声をみると、やはり新日本プロレスに必要な存在なんだなと実感しないわけにはいきませんでした。

動けないなら動けないなりに試合を組み立てるスキルとセンスはピカイチです。
でも、G1クライマックスは、そんな甘いもんじゃないと考えます。
やはりだましだましは厳しいよなと予想しました。

普通のシリーズならまだしも、G1クライマックスですからね。
戦う相手はまったく気の抜けない選手ばかり、そんな中でキズを負い、万全にはほど遠いと思われる状態で挑むACEの姿には悲壮感すら漂います。

封印していたハイフライフローを解禁したことも「自分の全力を温存してたら勝てない!」という棚橋弘至選手の決意を表した行為だと思います。

なので今の2勝2敗の5分は私の予想を上まわっています。
(※棚橋選手ごめんなさい)
特にヒザ関節を執拗に狙ってくることが予想されるザック・セイバー・ジュニア選手に勝利したのは本当に予想外でした。

ただ、優勝はちょっと厳しいかな?というのは揺るぎません。
後半のキーポイントはSANADA戦、飯伏幸太戦かなと予想します。

飯伏幸太

新日本プロレス所属になって、初のG1クライマックス出場で燃えている選手が”GOLDEN☆STAR”飯伏幸太選手(新日本本隊)です。
戦前、優勝候補の一角でしたね。

ところが蓋を開けてみると2勝2敗の5分です。
ウィル・オスプレイ戦で痛めた左足首がやっぱり大きかったように考えます。
本当なら数日で復帰はありえないんじゃないかと私は思います。

それでも全力ファイトで2勝をあげているのは素晴らしいと思います。
このまま後半戦を突っ走るのか?それともどこかで負傷箇所が爆発してしまうのか?後者はできるなら避けて欲しいと思ってます。

天才対決と言われたSANADA戦(私は”努力する天才対決”とTwitterで書きましたが)も少し精彩を欠いていたかな?と感じられるシーンがありました。
うーん、万全の状態でもう一回見たい対決です。

もう後半戦のキーポイントは「足首のケガの具合」ですよ。
そこさえクリアになれば後半の爆発を期待できます。

最終戦のオカダ・カズチカ戦の前で星取表でチャンスがある状態なら、なにか起きそうです。

KENTA

現在、オカダ・カズチカ選手と共に全勝街道を突っ走るのが、今シリーズから参戦した KENTA選手(フリー)です。

NOAHからWWEに移籍、しかし度重なるケガや不運でなかなか活躍の場が無いまま退団という実力があるだけに非常に残念な状態でした。

そしてWWE退団からはリングから長期離脱、そこからの復帰シリーズがこのG1クライマックスということで、新日本プロレスファンからの視線はかなり厳しいものがあります。

その中で、ACE 棚橋弘至選手を含む4選手からしっかりと勝ち星をあげて、その実力をアピールしてますね。

正直言うとちょっと忖度あるかなぁとも感じてます。
それでもだんだんと新日マットにも慣れてきたようなので、ここから後半はもっとKENTA旋風が吹き荒れるかもしれませんね。

後半戦のキーポイントはやはりオカダ・カズチカ戦でしょうか?
キックが得意なようなのでこだわりがありますが、ウィル・オスプレイ選手やザック・セイバー・ジュニア選手辺りに足元をすくわれるような気もします。

余談ですけど、KENTA選手を新日本プロレスに連れてきた 現LA DOJOの柴田勝頼選手がちょいちょい会場の隅から見ているもの目撃されますね。
やっぱり心配なんだろうなって思います。

EVIL

一昨年のG1クライマックス27では、無敗のIWGP王者だった オカダ・カズチカ選手を倒して一躍 EVILフィーバーを起こした LOS INGOBERNABLES de JAPONの”キング・オブ・ダークネス” EVIL選手ですが、昨年あたりからちょっと精彩を欠いています。

あの時はそのままEVIL選手がベルト奪還まであるかと思ったんですけどね。

IWGP戦に負けて以降、タッグリーグ戦では気を吐きましたが、シングルはタイトルマッチの蚊帳の外が続きます。EVIL選手はプロレスが上手い選手なだけに、ちょっと便利に使われてる感をずっと感じていました。

そして迎えたG1クライマックス29 初戦はスーパーヘビー級のバットラック・ファレ選手の前に惜敗、2戦目は負傷欠場から復帰で精彩を欠く飯伏幸太選手から勝ち星をあげ、続く同ユニット対決でSANADA選手に勝ったことで勢いにのるかと思ったら、まさかのKENTA選手に負けてブレーキが掛かってしまい五分の星です。

波に乗れそうで、なかなか乗れないそんな感じが漂っていますね。
そんな想いをつい試合中にTweetしちゃいました。

まぁ偉そうな言い分ですが本心なのでききながしてください(笑)

そんなEVIL選手にとって後半戦のキーポイントはオカダ・カズチカ戦!
ではなく、ザック・セイバー・ジュニア戦じゃないかと思います。
ここで勝ち星を上げられれば波に乗れるような気がしています。

ランス・アーチャー

K.E.S(Killer Elete Squad)の相棒 デイビーボーイ・スミスJr選手が突然の新日本プロレス離脱によりタッグチームとして活動が難しくなったことで、自然とシングル戦線へ殴り込みを掛けてきたのが ”The American Psycho”ランス・アーチャー選手(鈴木軍)です。

”Everybody Dies!(全員が死ぬぞ!)”という物騒なキーワード(入場曲で使っている歌詞の一部)をひっさげて、これまで抑えていたと思われるその巨体と身体能力を全力で出してきています。

これまでもその巨体から想像できないスピードと器用さでファンの度肝をぬいてきたランス・アーチャー選手ですけど、タッグの時はデイビーボーイ・スミスJr選手ともども全力を出すシーンは、なかなかみることができませんでした。

それはそもそもタッグチームが少ないIWGPタッグ戦線にこのふたりの実力を受けきれるだけのチームがいなかったことも大きな理由の一つだと考えています。

しかしシングル戦線ならどこにも負けない選手層の厚さを誇る新日本プロレスです。ランス・アーチャー選手の暴走ファイトを受けられる選手がいました。
タッグチームを一旦休止するという予想外の不運が逆にシングルプレイヤーとしてのランス・アーチャー選手を覚醒させた感じがあります。

・・・と、言ってもそこはG1クライマックスです。
そう簡単にいかないですね。
星取りは五分です。

この前半はかなり楽なんじゃないかと予想してましたが、棚橋弘至選手のインサイドワークとKENTA選手が生み出す謎の強さの前に2敗しましたね。
前半で勢いに乗って一気にいくんじゃないかとも予想してたんですけどね。

後半は 絶対王者のオカダ・カズチカ戦、IWGPタッグから因縁のあるEVIL戦、SANADA戦、テクニックで翻弄してくるザック・セイバー・ジュニア戦、ケガの具合にもよりますが曲者の飯伏幸太戦とかなり厳しい試合が続きます。

やっぱりキーポイントになるのは オカダ・カズチカ戦なんだろうなぁ

バットラック・ファレ

毎年エントリーはするものの、なかなか活躍できないのが”ROGUE GENERAL”バットラック・ファレ選手(BULLET CLUB)です。

なんかねぇ バットラック・ファレ選手に関してはもうちょっと扱いよくして欲しいなって個人的に思ってます。

あれだけの巨体とスピードを持っているのに、なかなか勝てませんよね?
実際、今回もEVIL戦で勝ったのみです。
うーん、今回は同型と言っても良いランス・アーチャー選手が参戦したこともあって余計にその不遇さが目立ってしまっています。

本気を出すと手がつけられなくなるから?なのかプロレスがあまりうまくないからなのか?そこは業界人ではないので憶測の範囲からはでません。
でも野毛道場出身なんだから下手ってわけじゃないと思うし、ベルトにもっと絡んでいいとおもうんだけどね。

後半戦のキーポイントはおそらくKENTA戦じゃないかと思います。
ここまでKENTA選手が全勝をキープしているのか?そこが見極めのポイントかなと予想します。

根がいい人なんだろうけど、もっとがめつくベルトに絡んで欲しい選手ですね。

Aブロック総括

いろいろと書いてきましたが、中心になるのはやはりオカダ・カズチカ選手、対抗になるのが私にとって意外だったKENTA選手ですね。
このふたりの対決がシリーズ休養明けの 7.27 愛知でありますね。

この結果を踏まえてその他の選手がどのような戦略を組んでくるか楽しみです。

ケガの治り方次第では飯伏幸太選手の浮上もまだまだありえます。
EVIL選手もオカダ・カズチカ選手と直接対決がありますから分かりません。
棚橋弘至選手も飯伏幸太戦を乗り切れば連覇も狙える場所にいます。
もしかしたらランス・アーチャー選手が大爆発するかもしれません。

2強体制ですがまだまだどんでん返しが起こりそうなAブロックでした。

Bブロックの総括をみる!>>

投稿者: 矢後 至譜

1969年生まれ 大分県出身 小学校のころに見たタイガーマスクvsダイナマイト・キッド戦に衝撃をうけプロレスラーを目指すことを決意、中学から高校まで柔道部で主将をつとめあげて社会にでるとき、周囲の反対を押し切り、新日本プロレス学校へ入学、一度挫折をあじわい故郷へ帰るが、熱いプロレスラーへの夢を抑えきれずに再び上京、アニマル浜口ジムの門を叩き本格的にプロレスラーへの道を歩む。 しかし、25歳で最後のチャンスにかけていた時、トラブルに巻き込まれ頬に7針を縫うケガを負いその後に控えていた新日本プロレスの入門テストを準備が不十分なまま受けることになり、あえなく不合格になる。 「25歳までにプロレスラーになれなければ、あきらめる」と両親と約束をしていたため、やむなくプロレスラーへの夢をあきらめる 現在は、再びサラリーマンをやりながら、熱くて、ワクワクさせてくれるプロレスを、その熱量全開で伝えることで、周りの人の人生も、もっといいものにしてくれるものであることを発信中!

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