Twitterの名物、BEST OF SUPER Jrの高橋ヒロム選手の自作PV
Amebloで公式ブログになっている 棚橋弘至選手や真壁刀義選手
Facebookを上手に使っている 鈴木秀樹選手
LINEやTwitterを上手く使っている TAKAみちのく選手
プロレスラーとインターネット(WEB)は切っても切れない関係になりました。
昭和のプロレスラーは自分の考えを発信する場所は雑誌のインタビューくらいに限られ、
それが「プロレススーパースター列伝」のように誇張されたり間違ったりして伝わり、
”まだ見ぬ強豪”や”謎のレスラー”という、ミステリアスで魅力的なレスラー像を作っていました。
しかし、いまは違います。
インターネットとSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)がある
このふたつの成長のおかげで、選手のミステリアス感が薄れましたが
”等身大の人間”の魅力が伝わりやすくなって親近感はグッと高まりました。
そこで私は言いたいです。
もっとSNSを活用しろ!
正確に言えば「もっと”正しく” SNSを活用しろ!」かな?
勘違いのWEB発信
プロレスラーのSNSの活用で一番多い投稿があります。
「トレーニング前後のマッチョ写真」
「食事の写真(飲んでるシーンや自分が映ってない料理)」
いや、違うんだよ。
プロレスを知らない人が見たいのはそうじゃない。
それを喜ぶのはすでに濃いファンになっている人だけです。
新日本プロレスの 中西学選手は圧巻の朝食メニュー写真を投稿します。
これは 「MONSTER MORNING」のように”ファン向けの投稿”であるならOK!
でも、それ以外ではまったく意味がない。
と、私は考えます。
プロレスを知らない人に見てもらう事も視野に入っているはずのSNS投稿です。
そのときに見ず知らずの人が食べる食事メニューに興味を持つかというと「NO」です。
おそらく「興味ないです」って10人中10人が言うでしょう。
同じ理由からプロレスを知らない人にとって、
上半身ハダカのマッチョポーズはキモチワルイだけマッチョ好き以外はスルーです。
うん、これはとても残念!
あなたは”プロレスの魅力”ってもっと違うものがあるとおもいませんか?
誰に向かって発信するのか?
マッチョポーズや食事・飲み会の風景を喜ぶのは”プロレスファン”です。
それ自体は悪いことではないです。
でも、SNSという全世界に向かってプロレスの魅力を発信できるツールを使っているのに
”プロレスファンだけに向けた発信”になってしまうのはね。
これじゃお客さんが増えないのは当たり前です。
思い出してください、あなたが「プロレスに興味を持ったきっかけ」はなんですか?
そしてズブズブとプロレスにハマッたきっかけは?
そこには食事や肉体だけじゃないものがあったはずです。
やっぱり「試合を見て」魅力に取り憑かれたと思います。
そして、「選手の物語」を知って、さらに好きになっていたはずです。
だったらそれをWEBを使って公開すればいいと私は提案します。
プロレスメディアの変化
地方に住んでいると(私は大分県)実際に試合を見る機会は少なかった。
そうなるとテレビか紙メディアを頼るしかなかったわけですが、
インターネットがない時代の私達にとっては漫画・雑誌が貴重な情報源でした。
雑誌も月に1度しか販売されていませんでしたから
翌月までボロボロになっても読み返したものです。
それは週刊化してからも変わりません。
毎試合の結果やレスラーのインタビュー記事、
プロレス記者の熱のこもったコラムなど
ワクワクしながら読んだのを思い出します。
そして毎週のテレビ中継を首を長くして待ちました。
いまはそれがSNSや動画といったインターネットメディアに変わりました。
PCやスマホとネット環境さえあれば、
いつでもどこでも情報を手に入れることができます。
しかも、そのほとんどが無料です。
”ストーリー”を提供する
あらゆるジャンルで共通する”人が興味を持つもの”があります。
それは”物語=ストーリー”です。
さきほど紹介した漫画
「プロレススーパースター列伝」
プロレスラーの知られざるウラの物語を漫画にしています。
このストーリーを無料のSNSやブログを使えば
全世界に向かって発表することができます。
これを使わない手は無いです。
「この選手に会いに行きたい!」
「実際はどんな人なのか気になる」
「なんかこの人の気持ち分かる!」
そんな”会う前から興味を持つ=ファンになる”という現象が起きます。
気になると人は行動を起こします。
あなたはこれがどれだけスゴいことかわかりますか。
今までは自分の手の届く範囲にしか影響力がなかった。
しかし、WEBを利用すれば全世界に届きます。
ブログのように発信したことがWEB上に残っていれば
たまたまブログに出会った人が勝手にファンになります。
SNSでたまたまシェアしてくれた投稿を見た人も同じです。
あなたが動かなくてもファンが増えるなんて最高ですよね?
素人でもできる人集め(集客)
新根室プロレスのアンドレザ・ジャイアントパンダがいます。
SNSが無かったら絶対にブレイクしなかったでしょう。
ある日Twitterに上がった観客かスタッフが撮った動画だけでブレイクしました。
あんなラッキーがそんなにある訳ないと思いますか?
ちょっとこれを見てください。
これは私がブログを初めてから、訪問してくれた方の数を測ったものです。
赤丸の部分は942人もの人が一日で訪れてくれています。
ブログ開始から2ヶ月目の話です。
その後の発信が下手なのでキープできなかったのは残念ですが、
それでも1日平均200人前後の方が見に来てくれます。
素人の私でもこれだけ集められたわけです。
1000人クラスの会場が満員ですからね。
これをプロレスラーのあなたがやったとしたら・・・
とんでもない結果が待ち受けてる可能性があります!
世界一カンタンで最強のメディア
もちろん全員がチケットを買うわけではありません。
それでも興味を持ってくれた人は買う可能性は高いです。
先ほどの私の例で言えば仮に1割購入したとして約10名購入です。
10人にチケットを買ってもらうのがどれだけ大変なのか
あなたなら分かると思います。
それがほぼ放ったらかしでも集まるわけです。
こんな簡単なメディアを手に入れることができるとしたら
手に入れたいですよね。
というか、手に入れない理由はなくないですか?
いままでトレーニング時間を削ってチケットを売っていた時間を
当たり前にトレーニングに当てることが出来るようになります。
本来プロレスラーがやるべきことですよね。
コツさえ分かってしまえばこんなにカンタンなメディアはありません。
これまではマスコミじゃないと持っていなかった影響力を個人が持つ時代です。
私のような素人でも毎月1万人を超える人をブログに呼ぶことが出来ています。
まとめ
結論としては、これからのプロレスラーは
WEBを使って自分のキャラクターを売っていかなければ
トップには登れないってことです。
プロレスが上手いだけ、強いだけ、カッコいいだけ
それだけで売れるのは難しい時代になりました。
いや、むしろそれらは土台として持っていて”当たり前”
それにプラスしてキャラクターをアピールしていく
そのためにWEB技術を積極的に使っていく必要がある
逆に考えれば、WEBを上手に使うことができれば
自分の実力以上のチャンスを掴むことだって可能です。
さて、第2のアンドレザ・ジャイアントパンダは誰でしょうねぇ?
ちなみに私は人にブログの開設から運用の仕方まで教えてあげられますからね。
その気があったらコンタクトしてくださいね。
それでは!