【プロレス技一覧】スクリュードライバーよりもスタイナーらしいのは?#2

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プロレス技は千差万別です。
使い手が変われば、同じ技でも名前が変わります。
ウェスタン・ラリアットなんてその最右翼ですね。

そんな数あるプロレス技から今回取り上げるのはこの技です。
読者さんからのコメントにヒントをいただきました!

 

フランケンシュタイナー

(FRANKENSTEINER)

その歴史   

創始者は有名なスタイナー・ブラザースの弟
スコット・スタイナー選手です。
まだ現役のようですね。

新日本プロレスに初登場したのは1991年のようです。
東京ドーム大会だったかな?兄のリック・スタイナー選手はアマレスのヘッドギアを付けて、これもアマレス風の吊りパンタイプのコスチュームでしたね。

リングインするとスコット・スタイナー選手の背後に回って股の下から犬のように這い出しいてポーズを決めるというのが定番ムーブでした。
髭面の風貌と相まって「ブルドック」にしか見えませんでしたね(笑

そして、今回の主役になる スコット・スタイナー選手は甘いマスクとビルドアップした肉体を持ち、そのボディサイズでは考えられないような跳躍力を持った選手でした。
人気でないわけ無いですよね。

そんなスタイナー・ブラザースのファイトスタイルは破天荒そのものです。
投げっぱなしはもう当たり前で、どんな体制からでもスープレックスが飛び出しますし、こちらが予想もつかないようなデンジャラスな技を次々に繰り出しては観ているものを驚かせてくれました。

その中のひとつがこの フランケンシュタイナー です。

技の形としては、ロープに振って戻ってきた(もしくは向かってきた)相手の真正面で垂直跳びで飛び上がり、自分の両ヒザから太ももあたりで頭を挟み込み、そのままバク転をするように回転して前方に脳天から突き刺すという感じです。

この技を始めてみたときの衝撃たるや、「なんだそれ?」って言葉しか出ませんでしたね。
ウラカン・ラナはジュニアの技でしたから、最初はそれをヘビー級の選手がやったんだと思ったんです。
でも、よくみるとフィニッシュの形が違うわけです。

丸め込んで3カウントを奪うのが ウラカン・ラナ なんですが、これはパイルドライバーのように叩きつけてから、改めて体固めなどで3カウントを奪う、フランケンシュタイナーはそんな技だったわけです。

当時はそんな技を使う人はいませんでしたから衝撃的でした。
そして、この技はウェスタン・ラリアットのように大ブームになり今日に至っています。

 

原型かな?   

先ほどから何度も名前の出ている技ですがウラカン・ラナ(正式にはウラカン・ラナ・インベルティダ)です これを固めずに放り投げるようにすると ティヘラと呼ばれるようになります。どちらも ルチャ・リブレの技ですが非常に似ています。

なのでこれが原型になっているのではないか?と思われます。
閃いた技だったとしたら、ビックリしますけどね。

ただ、先ほども言いました通り、フィニッシュの形が全然違います。
落ち方を考えると カナディアン・デストロイヤー に近いですね。

 

そして、今回この記事を書くにあたって、色々と調べていると面白い事実にぶつかりました。

 

日本初披露はアントニオ猪木!

(出典:見たくない奴は見に来るな!

どうですか?まさにフランケンシュタイナーっぽいです。
この写真は違いますが、初披露はなんと!昭和46年(1971年)だそうです。
スコット・スタイナー選手が東京ドームで衝撃的に披露した年よりも、実に20年も前になります。

とても興味深いですよね。
ちなみに当時の技名は ヘッドシザース・ドロップだったそうです。
ちょっとパッとしませんね。

ミック博士の昭和プロレス研究室

にはもっと細かく説明がありました。
ミル・マスカラスさんも使っていたということですが、連続写真を見る限りでは、やっぱり私はウラカン・ラナの変形かな?と思います。

理由としてはマットに叩きつける要素がほとんどないからです。微妙なところですけどね。
ただ、これでフランケンシュタイナーはメキシコ由来であろうというのはハッキリしたかもしれませんね。

 

他にもあるぞトンデモ技

 

スタイナー・ブラザースといえば破天荒な技で有名でしたので、2つ有名なものを紹介しましょう。

 

・投げっぱなしジャーマン・スープレックス

 

故カール・ゴッチさんから酷評されたリック・スタイナー選手も使っていた技です。
読んで字のごとく、本来ならばきれいなアーチを描くブリッジで押さえ込むはずのプロレスの芸術品ですが、真後ろにポーンと放り投げる技になってます。

今は色んな選手が使うので当たり前になってきましたが、こんな危険な技はありません。
だって空中に浮いてる相手はコントロールできませんからね。
そういう意味では バットラック・ファレ選手のバットラックフォールなんかもそうですね。

 

・スタイナー・スクリュー・ドライバー

これこそめちゃくちゃな技です。
観た瞬間に背筋に寒気が走ったのを覚えてます。
ブレーンバスターの体勢から垂直に自分の太ももの間に落としてパイルドライバーとしてフィニッシュするという技です。

相手の肩から胸の高さの位置から、きりもみ状態で垂直に落とされて最後に頭を足で挟まれながらマットへ刺さるとかホント想像もしたくないですね。

実を言うとこの技を 北村克哉選手あたりに習得してほしかったりするんですけどね。

これとパワースラムは絶対に似合うと思う(確信)

 

派生技     

 

・雪崩式フランケンシュタイナー

トップロープから使う技ですが落とすというよりも投げるという感じになることが多いですね。
あの高さから真っ逆さまとかプロレスラーは本当に超人だと思います。

 

・リバースフランケンシュタイナー

今回リクエストいただいたのはこの技でした。
ケニー・オメガ選手がよく使う技ですが、背中側から仕掛ける方式になります。
より、カナディアン・デストロイヤーっぽくなります。
頭もそうなんですが、背中側へ一気に体重がかかるので首や背骨、腰への負担が増える技だと思います。

 

・カナディアン・デストロイヤー

フランケンシュタイナーが相手の勢いを使って決めるのに対して、こちらは自分のダッシュ力を威力に変えます。
前方回転エビ固めの要領で勢い良く飛び込んでいくパターン(高橋ヒロム式)とパワーボムの体勢から前に飛び込む(BUSHI式)があります。
見た目の迫力は高橋ヒロム式でしょうね。

 

まとめ    

 

実はスコット・スタイナー選手より20年も前にアントニオ猪木さんが披露していたとは驚きの新事実でしたよね。
私もびっくりしました。それでもインパクトはやっぱりスコット・スタイナー選手の方に軍配が上がります。

今では誰でも繋ぎ技として使っているフランケンシュタイナーですけど、やっぱり技の重みがなくなった感じがしますね。
マットに突き刺すというよりは、放り投げるタイプになったことで ティヘラと見分けがつかなくなっています。

場合によってはウラカン・ラナを間違って呼ぶ場合もあるようですね。
今のプロレスラーはみんな身体能力が高いのであっさりと決めてしまうようになりましたが、やっぱり スコット・スタイナー選手のようにド迫力のフランケンシュタイナーを使う選手が現れて欲しいですよね。

 

それでは!!

 

 

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