プロレス7つの疑問

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プロレス7つの疑問

前に【プロレス】疑問に答えます【7つの疑問】で予告したものです。

まぁ疑問は尽きないので、続編が出ると思います。
プロレスとはそういうものです。

では始まりますよ。

 

Q1.プロレスの受け身は痛くないのか?

A.痛いです。            

(解説)
当然ながら痛いにきまってます。
でも、その痛みをよそに逃がすテクニックというのを身に付けているのがプロレスラーです。
それでも限界はありますけどね。

細かく文字で説明するのは難しいんですがガンバリます。

受け身には3つの型があります。

1)前受け身
2)横受身
3)後ろ受け身

です。
これは柔道を経験したことのある人ならすぐにピンと来ると思います。
ひとづつ説明します。

1)前受け身

両手を肩幅くらいに広げて肘を曲げて構えます。
ちょうど女性が両手でバイバイをするような格好です。
その状態から前に倒れるんですけど床にぶつかる前に腕を伸ばして先に手をつきます。

この時に肘を伸ばしきらないように注意!でないと手首、肘、肩を痛めます。
この伸ばした腕はスプリングの役割をしますのでそれをイメージしてください。

そして床に手をついたタイミングから力をゆっくりと抜くようにして「ヒジ」を曲げて、プッシュアップの形になって全身を床に着けます。

これで前受け身は完成です。

ヒジを曲げる時に落下スピードを殺す感覚を身に着けなければいけないので結構難しいです。
床が迫ってくるのが見えるのも恐怖を覚えるので、大体は先に「ヒザ」を折って倒れることになりますから、ヒザを怪我するパターンが多くなりますよね。

本当はヒザを折らずに腕の力でスピードを殺して身体全体で床にぶつかった方が怪我は少なくります。
お腹や胸を打ってもその場では痛いですが、すぐに痛みは消えていきます。
でもヒザを打つと最悪ヒザの皿と呼ばれる骨が割れたりとかして歩けなくなったりするケースがありますから、ヒザは曲げないということを意識してほしいと思います。

といっても、やっぱり怖いですけどね(笑

なのであまりこの前受け身を好んで使うことは無いと思います。
柔道でも前受け身は練習しますけど、大体はここから前転にもっていく前回り受け身を多用しますね。
ある程度、腕の筋力がないと顔面を打ち付ける可能性が高いというのも問題点ですね。

とっさの場合は身体を伸ばさず、丸めて肩から落ちる方を選んでください。
自然と転がって受け身がとれます。
最悪でも肩の脱臼くらいで済むんじゃないかな?

プロレスラーもしっかりと手のひらから上腕、そしてヒジの順番で設置していき、胸、腹、もしくはフトモモなどを接地するようにマットに落ちていきます。
クロスボディアタックのような場合は間に相手が入っているので手のひらと上腕とヒザを着くようになることが多いですね。

本当はヒザから落ちたくないところですが、こればっかりは仕方のないことですね。
プロレスラーがヒザを壊すことが多いのはこれも原因の一つかもしれません。
上手い人は相手の頭の方へ転がって脱出しますからよく見ててください。

もちろんフィニッシュ狙いの時は違いますけどね。

 

2)横受身

厳密にこういう名称かはわかりませんけど、便宜上こう表記しますね。

形にすると 内藤哲也選手のトランキーロ・ポーズです(笑
身体の側面を床に当てる形で倒れる受け身ですね。
この時に下になる側の腕で床を叩くようにするのが一般的です。

なんで床を叩くのか?ですけど、原理はよくわかりませんが叩くときのインパクトで勢いを殺しているようですが、落下と逆の反動をつけていると考えればいいでしょうかね。
この床を叩く時に気をつけるのは「ヒジ」を曲げないことです。理由は先ほどの「ヒザ」を痛める理由と同じですから、ここは「手のひら」を犠牲にして受け身を取りましょう。

この受け身は回転することが困難なので、当然ながらそこまで勢いは殺せませんから注意してください。

あとは、これって畳とかマットのようなある程度柔らかい場所限定だと思ってください。
硬い地面の上でやると自分の力で腕だのヒジだのを痛めます。
これは受け身全般に言えることですが、堅い地面や床で受け身を取る時は「転がる」が基本になります。

転がれないどうしようもない場合のみ床を叩くと考えてください。
回転して力を逃がすのが一番理想的な形です。

プロレスラーで横受身をすることってあるのかな?って考えたんですがおそらく殆どないと思います。
大体が前受け身、後ろ受け身になるはずなのでこの受け身を取るシーンはあんまり見られないかもしれませんね。
使ったとしても足が重ならないようにする(とくにヒザ)所を使うくらいじゃないかと思います。

小島聡選手のいっちゃうぞバカヤロー!のダイビングエルボーなんかはそうですね。

 

3)後ろ受け身

一番難しいのがこの受け身です。

難しい理由はいくつかありますが、一番大きいのは倒れる先が見えないことですね。
後頭部に目がある人は別ですけど、大半の方は無いと仮定して話します。

床までの距離感がつかみにくいので、恐怖感は半端ないです。
なので大半の人がヒザを折ってお尻から着地して腰を痛めるというケースが増えます。
あとは手をつくんですが、高さ的にヒジがまっすぐのまま着くので、手首を痛めるケースも多いですね。

これも「転がる」のが基本なので、後転するように倒れると怪我しにくくなりますよ。
練習したいならお尻から接地してそのまま後転するという動作が練習になります。

で、この受け身が プロレスラーの特徴が一番でる受け身とも言えます。
アマレスでもその場で大きく後ろに飛び上がって受け身の練習をします。もちろん柔道でもやりますね。
想定されるのは、足元を救われて大きく後ろに倒されるまたはバックドロップ風に後ろに投げられるシーンになります。

プロレスでは一番起こりやすいシーンともいえます。
この時に取られる受け身として使われる言葉で「バンプ」と呼ばれるものあります。
これが上手いか下手かでプロレスラーとしての素質がわかります。

バンプというのは、背中全体というよりは、広背筋から首にかけての部位でする受け身です。
見た感じは「肩」のラインで受けてるようにみえると思います。
アマレスの選手もそうですが、このバンプを散々やるので肩の筋肉が盛り上がってすごくなりますね。

逆に言えばこの部分が盛り上がっていない選手は首が細い選手同様に練習が足りないとも言えます。
新任本プロレスは受け身がしっかり取れるまではデビューさせないことで有名になってますけど、その受け身はこの後ろ受け身=バンプのことだと思っていいでしょう。

でも、痛いものは痛いです(笑

 

Q2.プロレスと総合格闘技はどっちが面白いのか?

A.人それぞれです。     

(解説)
はい、元も子もない答えになります。
もう受け取り次第なんでなんともいえませんよねこれ。
なので、私見で話すことになりますのでご了承くださいね。

「面白さ」というのが、どこに向かって言っているのかで変わってきます。

・「格闘技、スポーツ」としての面白さ
・「エンターテイメント」としての面白さ

前者に面白さを求めているとすれば、総合格闘技のほうが面白く感じると思います。
後者に面白さを求めているとすれば。当然ながらプロレスが面白くなるわけです。

だからといって、プロレスが格闘技やスポーツ的な面白さにつながらないのかと言えばそうではありません。
むしろ、総合格闘技にはエンターテイメント性は皆無と言っていいので深みがありません。
その点からもプロレスのほうが断然面白いと私は断言したいと思います。

そもそも総合格闘技に「面白さ」って無いと思うんですけどね。
もちろん選手たちが真剣に技を競い合っているのは当たり前の話ですが、こんなのはプロレスだって同じです。
むしろ相手の技を引き出してから勝負を仕掛けるプロレスの方が遥かに高度な技術を要します。

総合格闘技なんて馬乗りになったら上からパウンドして終わりでしょ?そこに技術の付け入るスキはほぼありません。
ましてや金網のリングだった場合、時間いっぱいまで金網に押し付けただけで勝てますからね。
そもそも格闘技ですらなくなってます。

なので、私の感覚的にはちょっと高度な子供のケンカでしかありませんので、あれに面白さを見出すことの方が不思議でなりません。

まぁこういうこと書くと「じゃあプロレスとどっちが強いんだよ!」とか寝ぼけたことを言い始める人が必ず出てくるんですけど「面白い」と「強い」は別物なんで比べようがないですから、混同した時点でそっちの負けということにまりますからご注意くださいね。

どちらも違ったルールで闘っている格闘技なので、本当に比べようとするならば。

お互いに不利のない統一ルール
完全に同じ体格
完全に同じ年齢
そのジャンルで疑いようのない最強の選手

という条件が全て揃わない限り比べることは不可能だということだけ最後に付け加えておきます。

 

Q3.プロレスはなんで相手の技を受けるのか?

A.エンターテイメントスポーツだからです。

(解説)
一番最初に絶対に忘れてはいけない条件があります。

「お金を取って見せる時点でそれはショーです」

これはどんなスポーツであろうと格闘技であろうと同じです。
ショーである限り観客を満足させて帰らせるというのは興行主が最低限のレベルで提供する事です。
これが出来ない団体は例外なく消えていますからね。

それが出来ないならプロを名乗る資格がそもそもない訳です。
もちろんそこには観客側が望む満足度の違いがありますから、提供するモノを変えていかないとだめですね。

先ほども出ましたが、総合格闘技であったり、立ち技格闘技でだったりは「狙って闘いの内容で楽しませることは不可能です」それやったら八百長だなんだと言われますからね。

それでもウラで八百長は当然のように行われてますが、それは時折問題になるジャッジなどで簡単に分かりますよね?レフェリーだのジャッジを買収してしまえば本当に簡単な話です。

それを踏まえた上で、プロレスに観客が求めるものはなにかになります。

勝ち負け?それもあります
技の攻防?それもあります
コスチュームやマスク?もちろんあります
感動?当然です!
ヘラクレスのような筋肉美?ありますねぇ

と、他に格闘技やスポーツに望むことはおおよそ全てあります。
エンターテイメントに望むこともおおよそ全てあります。

そしてその全てを「意図して満足させられる」のが世界中で唯一、プロレスだけです。

その過程で、相手の技を受けて見せる必要が出てきてしまうわけです。

受けずに倒すだけなら、総合格闘技となんら代わりませんから見てる側は一部の人以外つまらないわけです。
相手の技を受けてピンチになったように見せかけることでスポーツ的な大逆転の感動を与えられるわけです。
技を受け合うことで観客が心待ちにしている技をほぼ毎回、見せることが出来るわけです。
相手の技を受けても平気だと自分の肉体をアピールすることも出来ます。

故にプロレスラーはあえて相手の技を受けるということです。

 

Q4.プロレスはどこまでシナリオがあるのか?

A.それは誰もわかりません。  

(解説)
よく聞かれるのが、コレ系の質問です。
「八百長でしょ?」「結果が決まってるんでしょ?」などなど
この質問には当のプロレスファンですら「ブックがあるからね」とか当たり前のように言います。
私が以前【プロレス】八百長?ブック?なんすかそれ【楽しみましょう】でも書いているんですけど性懲りもなくこういう質問を投げ掛けて来る人がいます。

アホかと

では聞きたい。
その「ブック」というものを、あなたは見たことがあるのか?とね。
私は見たことはありませんから、シナリオが決まっているのかどうかはわかりません。

WWEは公言してるんで別ですけどね。

それを見たこともないブックやシナリオをどうのこうのと言うのはしょうもない話です。
さっきも言いましたけどプロレスは「エンターテイメントスポーツ」です。
エンターテイメント性を高めるためにシナリオ的なものを用意する試合もあるでしょう。

でも、それを実際に見た人はファンの中にはいないと思います。
ドラマや映画はシナリオがありますが、それがあるから八百長だインチキだと言う人はいません。
当たり前です。

プロレスもそういうものだと思って楽しめばいいだけなので、この答えは「わかりません」という事になります。
私が見たことあれば、ありますってはっきり言いますって、隠した所でなんもいいことないですからね。

 

Q5.パラダイスロックは本当に逃げられないのか?

A.逃げられます。     

(解説)
なぜか人気の出てしまった ジャベ(メキシコ式サブミッション)ですね。
詳しい内容は【新日本プロレス】パラダイスロック の 掛け方とその起源【SANADA】に譲ります。

この技は拷問技ではありますが、逃げるのは簡単です。
重心をちょっとずらせば簡単に崩れますからね。
まぁこれを抜けないのはいわゆるエンターテイメントの部分だと思ってください。

ただし!かかった状態でお尻を抑えられると重心の移動が出来ませんし、挟まった腕にさらに自重がかかって逃げにくくなります。

もちろん逃げにくくなるだけで、腕を引っこ抜けば逃げられますからパーフェクトな技ではありません。
でも、見栄えが良いしちょっとコミカルな感じでいいですよね。
なのでパラダイスロックが出たら大いに笑って楽しみましょうね。

 

Q6.高橋ダリルは生きているのか?

A.生きて(?)ましたね。 

(解説)
【新日本プロレス】G1 CLIMAX 27 両国国技館 8/13 速報版【ワールド】で高橋ヒロム選手が久し振りに抱きかかえて入場しましたね。
よかったよかった。

 

Q7.アマレスとプロレスの違いはどこ?

A.全く違う競技です。   

(解説)
アマレス=アマチュア・レスリング
プロレス=プロフェッショナル・レスリング

なんですが、正直両者の間の共通点は少ないです。
技術面などは似通ったものもありますし、フォールで勝敗をを決めるところなどは一緒ですね。
そもそもリングが違いますし、反則攻撃が5カウントまでOKとかありえませんものね。

でも。基礎のテクニックなどは先ほども言った通り似通ったものがありますから、原型がアマレスということになるかとおもいます。

この辺りはボクシングなどとはぜんぜん違う部分ですね。

 

(おまけ)プロレスで死亡事故が起きるのはナゼ?

A.交通事故死と同じです。  

(解説)
こればっかりはどれだけ安全面に気をつけた所で起きてしまうものとしか言いようがありません。
新日本プロレスはかなり選手のケアや機材などは注意をしています。
それでも怪我はしますし、命に危険が及ぶ場合もあります。

それはプロレスが格闘技であるから致し方ないものです。
他の格闘技でもそういったことは怒りえます。
なにもプロレスだけが危ないわけじゃないんですね。

最近は特に危険な技が多いとか問題になったりしますが、それを言い始めてしまったらプロレスは出来ません。
オールドスタイルのプロレスに回帰するならいいでしょうが、それでは今のファンは離れてしまうでしょう。
これは前の項でも話した通り「興行」として成り立たなくなる可能性が高くなります。
格闘技ブームの真っ只中で、あのU系団体ですら立ち行かなくなったわけですからね。

エスカレートするのは確かに問題ありだと思います。
それでも我々ファンはプロレスラーの「超人さ」を信じて観るしか無いんです。
もし、アメリカのようにパイルドライバーが禁止になったり、トップロープからの技が禁止になったりしたらつまらないでしょ?そういうことです。

必至で闘っているリング上のレスラーに精一杯の声援を送っていきましょうよ。

さて、なんとか全部回答し終わりました。
あなたの意見は一緒でしたか?もし別の考えがあったりしたら遠慮なく教えてください。
私の意見が全てだとは思っていないので気になります。

それでは!

 

 

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