ふむふむ、こりゃどうなるのかな。
矢後です。
今日は後楽園ホールで観戦してきましたよ。
KIZUNA ROAD最終戦ですね!
何がうれしいって、IWGPジュニア選手権試合がメインイベントですよ!いやーこれだけでもめでたいですね。
結果は後ほど書きますから待ってて下さいね。
KIZUNA ROAD 後楽園ホール大会
第1試合 海野翔太 vs 八木哲大
ヤングライオン同士の戦いですね
時間切れ引き分けという、もったいない結末ではありましたが、2人とも感情がドンドン出て来てるので飽きませんでしたね。
特に上手くなったなぁ と感じたのは 海野翔太選手ですね。
周りがよく見えている感じかしましたよ、多分後ほど出て来る 川人拓来選手や岡倫之選手よりも見えてるんじゃないかな。
もちろん相手が同じヤングライオンという事もありますから、一概にスゴいとは言い切れませんけどね。
それでも、試合をキチンと組み立てようとする気持ちが感じられたので、意外と早く化けるかもしれませんね。
一方、八木哲大選手はまだぎこちないところが見え隠れしてますが、少ない技数で工夫しようとすふ姿勢が良かったです。
7月のLION’S GATEで後輩が出来ますから、ウカウカしてられませんよね。
第2試合 タイガーマスク&川人拓来 vs TAKAみちのく&金丸義信
さて、今のヤングライオンの中では1番の先輩になる 川人拓来選手ですね。
ベテランの中に加わって試合をする事が多くなっている事からも期待を掛けられているのが感じられますね。
しかし残念ながら、プロレスはヤングライオン中で1番下手です、いや1番は言い過ぎかな?ともかく、非常に残念感が漂っています。
気負いが過ぎるのか、空回ってる感がひどいです、身体のバネもスピードも良いものを持っているのは確かなんですが、活かしきれてませんね。
ヤングライオンですから、完成していないのは当たり前何ですけど、段々と気持ちが出てこなくなっています。
悩んでいるのかなぁ 技のキレも落ちてきてます、エルボーは腰が入ってないし、ドロップキックも打点は高いですが、微妙にタイミングがズレてもったいなくなってます。
多分、ここを突き抜ければ変わるんだろうなぁ
第3試合 永田裕志&中西学&岡倫之 vs 小島聡&天山広吉&獣神サンダー・ライガー
第3世代に紛れて、岡倫之選手の登場ですね。
この後の試合に出て来る 北村克哉選手と双璧になるヘビー級の逸材です。
そして完成度が1番高くなってます、これはもう間違いないです。
第一にパワーが上がっている事、小島聡選手を軽々と持ち上げていましたね、ほぼノーモーションでですよ!これにはさすがにビックリしました。
第二にフィニッシャーが出来つつあること、アバランシュホールドが板についてきましたね、見た目の説得力も完璧です。
第三に全体的な落ち着きがでてきました、第三世代に入り込んでも全く物怖じしていないし、気後れもありませんでした、本当にヤングライオンなのか?と疑うほどでしたね、これは 川人拓来選手よりも先にブレイクししそうな予感があります。
この試合での反省点といえば、試合開始時のにらみ合いの場面くらいでしょうか?獣神サンダー・ライガー選手と 中西学選手が睨み合っている時に 小島聡選手へアピールしていたのは良かったんですが、出来ればにらみ合いがグダグダになっていたので自分から突っかかる意気込みが欲しかったところでした。
そういえば7月の LION’S GATE でシングルマッチきまってましたね。
第4試合 真壁刀義&北村克哉 vs 石井智宏&矢野通
さて、私が現在イチオシしている 北村克哉選手登場ですね!前回のLION’S GATEでは 中西学選手とシングルマッチを行いましたね、大先輩に気後れすることもなくぶち当たっていたのが好印象でした。
今回は暴走キングコング 真壁刀義選手とのタッグでCHAOSの曲者コンビと対戦になりましたけど、正直、厳しんじゃないかな?って思ってましたよ、さすがにねぇ腐っても 元・IWGPタッグ王座相手ですからね。
いきなり突っかかって行った所までは良かったんですけど、結局あしらわれてしまいました、それでも 石井智宏選手とのチョップ合戦は迫力ありましたし、ブレーンバスターだったり持ち味は充分に発揮できてました。
でも、なんか焦りというか気負いなのかな?そんなものが見え隠れしていてリズムを崩してしまうシーンが多かったです、無理な体制への攻撃で失笑を買ってしまったり、チャンスのシーンで上手く動けていなかったり、なんか残念な部分が目立ってしまいました。
試合途中で 真壁刀義選手に叱責されるシーンもありましたね、もちろんデビューから間もないということはありますが、そうも言っていられないことは 北村克哉選手が一番わかっているんですよ、「自分には時間がないので」って、事あるごとに発言をしていますからね。
しかし、分かっているからこその「焦り」を感じる試合でした、水平チョップの説得力は本当に申し分ないので、そろそろつぎのステップへすすんで欲しいです、今のところ「水平チョップ」「アルゼンチンバックブリーカー」「タックル」の使用率が高いです。
ご存知の通り、北村克哉選手は岡倫之選手と同じくアマレス出身ですから、各種スープレックスを繰り出せるはずなんですね、しかし、北村克哉選手はなかなか出そうとしませんよね、これって 岡倫之選手に遠慮してるのかな?なんて勘ぐりをしてしまいます。
遠慮している余裕なんて無いはずなんですが、もしかしたら自身のスタイルとアマレススタイルは違うという意気込みなのかなぁ って、パワーファイターとしての資質は充分すぎるくらいにあるので、そっち路線を狙っているのかな?って感じますね。
中西学選手、真壁刀義選手というゴツゴツ系の選手とタッグを組んでいるので、そっち路線狙いなんでしょうね、とにかく自分のスタイルをはやく見つけて欲しいですね。
前にも書いたんですけど「パワースラム」「スピアー」とか似合うと思うんですがどうでしょうね。
第5試合 棚橋弘至&田口隆祐&ジュース・ロビンソン&デビット・フィンレー vs 内藤哲也&高橋ヒロム&EVIL&SANADA
お約束の タグチジャパン vs LOS INGOBERNABLES de JAPON ですね。
他になんといえばいいんでしょうね?「あきた」「ワンパターン」などなど、否定的な意見がおおいですよね?私もちょっとアレかなぁなんて思ったこともありますけど、こういった「黄金パターン」とも呼べるカードって大事なんだって再確認しました。
なんだろうこのハズレのない安心感(笑
大量得点ムーブしかり、パラダイスロックの掛け合いしかりですね、あとはケツ、ケツ、ケツへのこだわりでしょう、もっともそれ以上に各選手が自分の長所をキチンとアピールしてるからこそ成り立つカードなんだと思えます。
だとすれば、このカードは定番カードとしてアリなんでしょうね
頭をカラッポにして楽しめる試合ですよ、これだけ大人数での絡みになると、どうやって自分が目立つか?というのも大事になってきますよね、デビット・フィンレー選手はそのあたりは上手いかな?とい思いますけど、もうちょっと実力を伴って欲しいですね。
試合後には SANADA選手の勧誘劇がありましたが「よもや・・・」なんてことも考えちゃいましたよね(笑
第6試合 オカダ・カズチカ&後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&外道 vs 鈴木みのる&デイビーボーイ・スミス・ジュニア&エル・デスペラード&タイチ
さて、今シリーズ続いている CHAOS vs 鈴木軍 のユニット抗争ですね。
昨日の NEVER無差別級選手権試合は 鈴木みのる選手の勝利に終わりました、しかしまだまだ 鈴木みのる選手は vs CHAOS を推し進めていくようですね。
そりゃそうですよね、だって CHAOSの頂上 = オカダ・カズチカ = IWGPヘビー級 なわけですもの、狙わないわけがないですし、G1 CLIMAXでも 両者は当たることになってますから楽しみですね
この試合で気になる部分といえば、YOSHI-HASHI選手のモチベーションと 後藤洋央紀選手のターゲットがどこにあるのかどうか?でしょうか。
でもねぇ、後藤洋央紀選手は全然入ってこないんですよね、ホントにもったいないですよ、なんでもっともっと自分からアピールをしていかないのかなぁ?性格ってだけじゃ説明しきれないですよね?プロレスラーなんだからもっともっともっともぉーーーっと!!「オレはここにいる!!」を出さなきゃですよ。
いつまでも CHAOSの2番手ではなくてトップを奪うくらいの感情を出してほしいとおもいますね。
第7試合 IWGPジュニアヘビー級選手権試合 KUSHIDA vs BUSHI
IWGPジュニアヘビー級選手権試合がこのヘビー級主体のシリーズ最終戦でメインイベントを奪いました!こんなに嬉しいことはないですね!!
KUSHIDA選手は ROHでTV王座を2連戦で防衛して戻ってきましたが、それでも完全復権とはなっていないのが今日の声援の差で良くわかりました。
完全に BUSHI選手への声援が大きかったです、というか KUSHIDAコールが起きるとそれをかき消すように BUSHIコールが大きくなりました、自然発生的に起きるということが重大問題ですよ。
KUSHIDA選手はチャンピオンなわけだからね、ヒールタイプのチャンピオンなら理解できますけど、KUSHIDA選手はそうじゃないんだから、圧倒的な声援を集めて良いはずなんですよ。
そして、この試合の結末は、挑戦者の BUSHI選手にとっては最悪の結果になりましたよね、だってここは是が非でも勝っておかないといけませんでした、理由は以下の3つです。
・KUSHIDA選手の海外遠征による疲労
・高橋ヒロム選手の乱入アシスト
・毒霧
これがあった上での敗戦ですから、一気に株が落ちましたよ、うーん勝ってほしかったなぁ、残念ながらこの敗戦により BUSHI選手の次期挑戦はとんでもなく遠のきました。
しかし、これも 高橋ヒロム選手がするであろうリマッチへ援護射撃なんでしょうかね?なんてことを思ってたら来ましたね
エル・デスペラード選手
次期挑戦者へ名乗りを上げました!
そりゃ当然ですわね、BEST OF THE SUPER Jrの結果見れば文句は出ませんよ、てか出るわけ無いですよね。
正直言ってしまえば、高橋ヒロム vs エル・デスペラード が見たかったんですけどね、もし、タイトルマッチが決まるなら、なんとかエル・デスペラード選手に勝ってもらって、そこに 高橋ヒロム選手が挑戦!という流れになってくれるとワクワクしてきますね。
あとはBUSHI選手がどうやって復活してくるかも今後の楽しみではあります。
最後に多くは言いませんが、エル・デスペラード選手のすばらしいTweetを掲載しておきます、あのアホ観客(オレンジの服してたバカモノ)はもう二度と観戦しに来なくて結構ですよ。
それでは!
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