色んな所で賛否両論のこのベルト
7月のロサンゼルス大会を前に、“IWGP USヘビー級王座”の新設がアナウンス!
ROHニューヨーク大会のリング上でベルトをお披露目!!https://t.co/3goy56nTGM #njusa #njpw #ROH #njroh pic.twitter.com/OduOSYsS8e— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2017年5月13日
いや賛辞はないか
ベルト・・・多いですもんね
矢後です
プロレスにチャンピオンベルトは不可欠な要素というお話です
ベルトの価値
ベルトの歴史
それはプロボクシングへの憧れから生まれた模造品
それは格闘技としてスポーツとして認知されたい想いが詰まった証
それはプロレスを知らない一般人へわかりやすくアピールするただの道具
それは子供たちのそして全レスラーの心を魅了してやまない宝物
そうです
本来なら「唯一無二」なはずでした、本来なら最強の称号でした
ところが、興行の道具としての側面が強くなってしまった頃から
ベルトは誰でも腰に巻くことのできるものになってしまいました
一体、世の中にどれだけのチャンピオンがいるのか?
団体の数だけあるのはしょうがないです
ヘビー級とジュニアヘビー級、ミドル級といった階級ごとにあるのもしょうがない
シングルとタッグのベルトも必要でしょう
が、
それ以外のベルトは一切必要ない!
これが私の考えです
私はかつて、新日本プロレス信者でしたので、IWGPのベルト以外は全部クズと思ってました
たとえそれがWWF(現WWE)であろうとAWAやNWA、PWFであったとしてもです
それがレスラーを目指す者、いや「新日本プロレスのレスラー」を目指す者の本音だと思っています
なのに今は新日本プロレス内部にさえ
IWGPヘビー
IWGPインターコンチネンタル
IWGPジュニア
IWGPタッグ
IWGPジュニアタッグ
NEVER無差別級
NEVER無差別級6人タッグ
と、7本のベルトがあります
そしてここに8本目のベルトが新設されました
新たなブランド IWGP USヘビー級
IWGPの冠名を名乗る6本目のベルトです
そりゃ喧々諤々になりますわな
「このベルトの意味は?価値はなに?」
この答えはとっくの昔に木谷オーナーが出しています
新日本プロレス 2017 東京ドーム レッスルキングダム11 ケニー・オメガ選手インタビュー総括
にあるように昨年の週刊プロレスのインタビューないで「別ブランド」の設立を名言していました
そうです、これは海外戦略を本格始動したという証になりました
週刊プロレス誌上では「海外用新団体の旗揚げ」も語っていましたが、
さすがにそこまでは現実的はなかったようですね
そこでひとつファンの間で疑問が生まれました
「IWGPインターコンチネンタル がそのブランドだったんじゃないの?」
です
ただ、これも理由ははっきりしています
元々は確かに海外戦略用のベルトでしたが、当時の海外進出は失敗に終わりました
しかし、ベルトは新設してしまったので無かったことにはできません
そこで当時、棚橋弘至 選手と人気を二分していた中邑真輔 選手に託したのではないか?と思われます
オカダ・カズチカ 選手も台頭し始めていましたし、後藤洋央紀 選手も頭角を表し始めていました
つまり興行的にもIWGPヘビーだけで回すより、
2本、IWGPのベルトがある方が話題性もファンへのアピール度も上がると考えた節があります
当然ながら中邑真輔 選手は反骨精神の持ち主なのでIWGPヘビーへの対抗心から
IWGPインターコンチネンタルのベルトが上だとばかりに激しい戦いでその価値を上げていきました
再びベルトの価値を問う
先程、興行的にオイシイからと言いましたが、本来は中邑真輔 選手に封印してもらいたかったのかもしれません
彼はU-30王座をあっさりと封印した前科がありますからね
IWGPは国内には1本だけ、という意思が動いてた可能性は捨てきれませんね
結果として、IWGPヘビー と IWGPインターコンチネンタル は2枚看板に育ってしまいました
そうです、看板ベルトになってしまったんですね
そうなるとなにが起きるかといえば、海外戦略を本格化したときに「別ブランド」の確立用に使えなくなる
こうなるわけです
封印されていたならば、
「このベルトの封印を解いて改めて海外に打って出る!」
とか大義名分が使えましたがそれも無理になりましたので、結局、ベルト新設ということになったと推測できます
「ベルトとかいらないじゃん」
と思うかもしれませんが、最初に説明したとおり、興行的にもレスラーのモチベーション的にもファンの獲得のためにも
ベルトの存在は必須なんですよ
と、いう諸事情からこのIWGP USヘビーは現地専用ベルトとなることは明白です
万が一日本人レスラーがこのベルトを所持するときの理由は2つだけです
1)ベルトの価値を上げるため
2)海外戦略が再び失敗したため
1)の場合は例として上げれば、柴田勝頼 選手が所持したブリティッシュヘビー級のベルトです
日本でも海外でも全くメジャーではなかったこのベルトを「新日本プロレスの 柴田勝頼 選手が持った」
という事実が欲しいわけです
なので、明らかに実力差のあるザック・セイバー・ジュニア 選手があっさり奪い返しましたよね?
しかも「全世界ネット配信のある大会で」です
これでブリティッシュ・ヘビー級という「権威ある」ベルトが誕生しました
2)の場合はもうIWGPインターコンチネンタルのベルトと同じ道を歩みます
が、ここで木谷オーナーの「同じ失敗はしない!」意気込みなのか自信の現れなのか
ベルトの名前が障害になります、そうです「USヘビー級」という名前です
これがあることで日本で長期的に使用が難しくなってきますので、
おそらく失敗した場合は封印される可能性が高いですね
そんなわけでファンが思うよりも社運を掛けたようなベルトになった IWGP USヘビー級のベルトですが
これどうやって初代チャンピオン決めるのかと思ったら、まだ決まってないんですね
てっきりG1スペシャルでワンナイトトーナメント(2Daysか)とかやるのかと思いましたけどね
これも今後発表されるのかな?
ラストチャンス!!
すでにSOLD OUTしてるチケットですけど、なんだかラストチャンスとかいう告知が
公式ページにでてますねぇ 各ユニットのハッシュタグをつけたTweetで応募になるようです
MAY.11.2017
A special campaign for G1 Special! Last chance to get a ticket!
Did you miss out on your chance to attend the historic New Japan Pro-Wrestling “G1 Special in the USA”? Well we have another opportunity for you to not only attend, but also score merchandise!
We have just began a special campaign which will result in YOU winning a chance to be In Long Beach live!
Here’s how:
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Choices:
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After May 31, 2017 we will choose a winner at random. You will win a ticket of G1 Special in USA, a T-shirt signed by one or more members of the winning faction, as well other authentic New Japan Pro-Wrestling merchandise!
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それでは!
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