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【新日本プロレス】いっしょにすんじゃねぇよ!【全日本プロレス】 – プロレスをみれば人生のすべては解決する!

今日はアホみたいに暑かったですが、そんなうっとうしい朝、しかも超混み混みの通勤電車の中ですよ、流される線路内立ち入りのアナウンス・・・あぁ20分以上も遅延ですわぁ・・・もうね、いや!

 

 

 

矢後です。

それでも、会社には行かねばらなぬ!なぁんでかって?プロレスチケット代のだめだぁ!

そういえば G1 CLIMAX のチケット代、高いですね、さすがに断念しましたわ。(^_^;)
でも、当日券あったら行くかもね。

今日のお題

まだまだ世間的によく知られていないプロレス界

ま、そんなチケット代高騰問題もあるんですけど、ちょっと気になったYahooニュースがありました。

 

 

 

 

これですね、先日の【新日本プロレス】新たなヤングライオン現る!八木哲大(やぎ てつひろ)デビュー!【でも推しは 北村克哉】と同じ日に全日本プロレス主催の若手育成大会 Growin’ up が行われていたそうです。

で、この記事なんですけど、読んでみてすっごいデカい「?」が浮かびましたよ、わかります?なんだろう・・・この「コイツはよくわかってないよね感」しかも、この違和感を感じたのは、なにも私だけではありませんでした。

最近、Facebookで仲良くさせてもらっている、第10代BJW認定世界ストロングヘビー級王者 鈴木秀樹 選手のコメントです。

これに私も「ですよねー、新日本プロレスはまだしも全日本プロレスは違いますよね」的なコメントを返しましたら、実は新日本プロレス、全日本プロレス共にこの記事とは、ずれていると思っていた様子でした
あらら、現場のひとからみたら、そんなに差がなかったんですね、あはは(^_^;)

まぁ プロレス人気が上がってきたとはいえ、まだまだですからこれは仕方のないことかもしれませんよ。

で、この記事の内容なんですが、要約すればこんな感じになります。

「両団体とも若手育成のために、他団体にも門戸を開いていてすばらしい!全日本プロレスは他団体の選手でもベルトを取ったり、トーナメントの優勝ができるなどチャンスに満ちている」

ほぉ確かに LION’S GATE の主旨にはあってるけどさ、全日本プロレスのそれは団体の危機なんじゃないの?ってことなんです。

キチンと検証を行わないマスコミ

読んでみればすぐわかります、これはそういうことじゃないよねってこと、こんなの両団体の状況をキチンと分析すれば、雲泥の差であることはすぐ分かるんですよね、しかも、全日本プロレスいまや末期状態です。

ここ見てる人はプロレスに詳しいはずなんでわかりますよね?主要なベルトや看板シリーズを自団体の選手が持てない、勝てない!こんなの崩壊状態です。

それを若手育成に力を入れ、他団体に門戸を開いてすばらしい」こいつなに見てんだ?って話です。

では新日本プロレスを見てみましょうかね。

確かに他団体に門戸を開いていますし、若手中心の大会ですが、結果をよく見て欲しいんですよね、今回参加した他団体の選手の結果です。

2017/05/10 LION’S GATE

杉浦徹(FREEDOMS)&ダイナソー拓真(KAIENTAI-DOJO) 組  :負け
兼平大介(HEAT UP):負け
吉田綾斗(KAIENTAI-DOJO):負け

見ての通り「全敗」若手中心の大会で、もちろん相手が第3世代だったりトップクラスだったりしますが、それでもこれが「力の差」なんですよ、そして、この力の差を堂々と見せつけられないのが、全日本プロレスの今だと思います。

これを理解しないで記事を書いている時点で「こいつプロレスしらねーな」ってのが丸わかりでしょ?それに前回の【新日本プロレス ワールド】LION’S GATE PROJECT 4【ヤングライオン】で全日本プロレスの選手も出てましたよね?

あとは観客動員にも大きな差があります。

LION’S GATE 444名(満員)
Growin’ up 244名(満員)

なんすかね?この差は 同じ「満員」発表なのに半分、しかも全日本プロレスは「主力が出場」しての数字ですから、正直言って同列に扱わないでほしいですね。

事実を確認もしないで、よく記事をかけたもんだ

新日本プロレスは本気で若手を育てようとしています。
その理由は選手数は増えてきましたが、質がまだまだということもあります、その結果として中堅クラスに空洞ができ始めました。

新日本プロレスはそれを本気で埋めに来ています、これは今後の海外戦略も見据えての行動とでしょう、海外に別団体を作ってでも戦うと木谷オーナーは言っていましたね。

となれば、最前線には主力を割く必要が出てきますし、主力が減ったら国内のファンは当然ながら不満を持つようになりますし、そもそもシリーズが成り立たなくなりますから、それを補うためには現在のヤングライオン達に早く一人前になって欲しいわけです。

もうひとつの要因として、現在の主力級の体力が下降線に入ったことも理由の一つだと思います。

オカダ・カズチカ 選手(30)
内藤哲也 選手(35)
高橋ヒロム 選手(28)
棚橋弘至 選手(41)
真壁刀義 選手(45)
後藤洋央紀 選手(38)
柴田勝頼 選手(38)

客を呼べる主力級で、これからの5年を第一線をいけるのは、オカダ・カズチカ 選手と 高橋ヒロム 選手だけじゃないかな?内藤哲也 選手がギリギリでしょうか。

さらに 5年後には今の棚橋弘至 選手と同じですからね

じゃあ、このあとの世代はどうか?といえば確実にファンを呼べる選手はいませんから、この状況で現在の主力を海外戦略に取られるのはマズイわけです。

そこにいち早く気がついたのは暗黒時代=選手の大量離脱を経験している新日本プロレスならではだと思いますよね、あのときは後進の育成に大失敗しており、そこに大量離脱が重なってしまったわけですから、棚橋弘至選手、中邑真輔選手、真壁刀義選手のような影響力のある選手がいて本当に良かったと思います。

先手を打つ新日本プロレス、後手を踏む全日本プロレス

今回はその大量離脱を自身の海外戦略のために行うわけですが、準備期間はあります、いまこそ若手の認知度を上げ、人気を上げ、実力を上げ、そして、他団体とのパイプも作る、その上で人気レスラーが1シリーズ抜けたとしても質を落とすことなく国内シリーズを開催することができるだけの選手層を作る。

これが LION’S GATE の役割だと分析できますね。

マスコミ対策もしっかりしていて、ヤングライオンのデビューを通常シリーズ中にしない分、プロレスファンのバイブル「週刊プロレス」で大きく取り上げられる可能性も格段にあがりますね?そうなればファンへの認知度も通常シリーズでデビューするより高くなります。

こういったエンターテイメント系はで大事なのは

「いかに知ってもらえるか?」

に、かかっています、どんなにかっこよくても、スゴくても知られなければ意味が無いわけですが、そこを新日本プロレスは学習したんだと思いますよ。

一方の全日本プロレスは逆です。

すでに自前の選手だけでは、興行すらまともに開催できないレベルにまで落ちており、他団体の主力を借りてきて、シリーズを開催するしかなくなっているので、自団体のベルトは奪われるわ、看板シリーズで優勝をさらわれてしまう自体になってしまうんです。

Growin’Upはそんな末期状態の団体が行った「苦肉の策」だと思っています。

他団体の若手にも門戸を開いたわけではなく 若手も貸してほしい なんです、若手ならギャラは安いですから、少ない観客でも興行収入は多少上がります。

この差なんですよね!

これをしっかりとわかっていれば、お気楽極楽な記事は書けないはず、正直、私はここまで全日本プロレスが追い込まれているとは思いませんでしたし、アニマル浜口ジムで出会った、大森隆男 選手もまだまだ頑張っていますから、なんとか浮上してほしいと思ってたんですよね。

まぁ、すぐにどうにかなるとは思ってませんけど、このままでは程なくヤバい状況になりそうですね。

インディー団体なら無料放送とかで認知度を高めていけるんでしょうけど、全日本プロレスは、TV局という足かせがついてるんで権利上できないんでしょうし、あの局にそこまで頭の切れる人はいないと思いますから心配ですね。

今回の2つの若手育成を謳った大会の大きな違いはこれでわかってもらえるかなぁと思いますね。

まとめ

・新日本プロレスと全日本プロレスの今の状況は天と地ほど違う

・LION’S GATE は本気の若手育成 GROWIN’UP は小銭稼ぎの苦肉の策

・先を見据えた戦略を取っている団体は強い

・プロレスラーはファンや一般人に顔と名前を知られるところから始まる

ってことですね。

 

 

さて、あなたはYahooニュースの記事とわたしの記事、どちらが的を得ているとおもいますか?もちろん私の意見が100%合ってるとは言いませんけどね。

でも、自信はありますよ?あなたの意見を聞かせてほしいところです

それでは!

※ 投稿直前になかなかいい記事を発見しましたのでシェアします。

こういう検証記事がホンモノのプロレス(というかスポーツ)マスコミだよね。


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投稿者: 矢後 至譜

1969年生まれ 大分県出身 小学校のころに見たタイガーマスクvsダイナマイト・キッド戦に衝撃をうけプロレスラーを目指すことを決意、中学から高校まで柔道部で主将をつとめあげて社会にでるとき、周囲の反対を押し切り、新日本プロレス学校へ入学、一度挫折をあじわい故郷へ帰るが、熱いプロレスラーへの夢を抑えきれずに再び上京、アニマル浜口ジムの門を叩き本格的にプロレスラーへの道を歩む。 しかし、25歳で最後のチャンスにかけていた時、トラブルに巻き込まれ頬に7針を縫うケガを負いその後に控えていた新日本プロレスの入門テストを準備が不十分なまま受けることになり、あえなく不合格になる。 「25歳までにプロレスラーになれなければ、あきらめる」と両親と約束をしていたため、やむなくプロレスラーへの夢をあきらめる 現在は、再びサラリーマンをやりながら、熱くて、ワクワクさせてくれるプロレスを、その熱量全開で伝えることで、周りの人の人生も、もっといいものにしてくれるものであることを発信中!

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